国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   だれでも、知らないことは多い   うみる

ソクラテス(紀元前四七〇〰三九九)は、おそらく哲学の歴史をつうじてもっとも謎めいた人物だろう。ソクラテスは、たったの
一行も書かなかった。なのにヨーロッパの思想に最大級の影響をおよぼした一人とされている。ソクラテスがとんでもなくみっともない男だったのはたしかだ。チビで、デブで、目つきが陰険ではなは空を向いていた。けれども心は「金無垢のすばらしさ」だったという。哲学者とは自分にはわけのわからないことがたくさんあるということを知っている人、そしてそのことになやむひとだ。だから哲学者はひとり合点でもってはな高だかの半可通よりもずっとかしこいのだ。「もっともかしこい人は自分が知らないことを知っている人だ。」とはもう言ったよね。ソクラテスは、自分が知らないことを知っていただけだ。そしてそのことを思いつめていた。それでソクラテスは、哲学者になったのだ。あきらめない人、知恵を手にいれようとあくことなく努める人に。
 わたしは、学校のテストの前の復習問題で、わかっていた問題をもう一度といたことがあった。その時は分かっていると、思っていた。でも本当のテストのときに、なんと!!『公式』を忘れてしまった。こんなバカなことをした私は、もう二度とこういうバカなことが私に起きないように気おつけたいと思っていたがそんなことを考えていたのにまたやってしまった。もうやになってしまう。
 私のもう一つの経験は前に話した内容と似ているが、前に、初めてパソコンでローマ字でうった時、「・・がっこい」とうってしまったことがある。本当は、「・・学校」と入力しようと思ってたのに!なのになのに・・・、まちがえたまま「検索ボタン」を押して、「キーワードが見つかりません」なんてでるから頭にきて検索ボタンをおしまくっていた。≪shock≫
 このように、誰でも失敗はあるということを忘れてはいけない。

   講評   harako

     
分かっているつもりでも、分かっていないことは多々ありますね。自信まんまんだったのに、公式をわすれてしまってテストで苦い思いをしたことがくわしく書けました。なかなか公式が思い出せなくて、あせった様子を「私はまるで化石のようにかたまってしまった」などと書くと、たとえが書けそうです。
誰でも失敗はあるということを忘れてはいけない←まとめがうまく書けました。失敗するから、今度は失敗しないぞという思いが生まれます。ソクラテスの教えのように「人間はすべてを知らない」ということを自分でちゃんと認識することで、新たな知識を得ようと努力します。分からないと思うことが、分かることへの一歩なのですね。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」。分からないことは、どんどん質問していきましょう!
                         

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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