国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   それぞれの正月   ペンしろう

 カランカランと鈴の音が鳴った。ぼくは、おばあちゃんの家の近くにある植田神社という所に、おじいちゃんと、おばあちゃんと、お父さんと、お母さんと、お姉ちゃんと、お母さんの妹と、ぼくと、一緒にきている。この日は、とても寒かった。それに、植田神社は、駐車場がないので歩いてでしか行けない。しかも歩きだと二十分もかかるほど遠い。しかし、初もうでなので歩いた。
 やっと神社に到着し、まずお参りに行った。しかし、お金を強くなげすぎておくにいってしまった。ぼくはその時今年は運が悪くなりそうだなと思った。次に、おじいちゃんとおばあちゃん以外おみくじを引いた。するとぼくはなんと大吉であった。その時は、やっぱり今年はいい年になりそうだなと思った。お姉ちゃんも大吉で、お父さんとお母さんは中吉で、お母さんの妹は、小吉だった。一人も凶がいなくて良かったと思う。次に、そのおみくじを木に結ぶときに強く結びすぎで先の方だけが少し破れてしまった。しかし今度はしんちょうにっくり最初の方だけやってはなしてみたら落ちてしまった。むかついてまた強くやったら今度は真っ二つになってしまった。結局最後は、そのやぶれたのを中に入れて結べた。やぶれたときはまるで、大吉が大凶になったようだった。
 昔のお正月の過ごし方や遊んでいたことをお父さんに聞いてみた。すると、
「子どものころ土曜日にお寺に集まって、おきょうを読んだりしていたよ。毎年大みそかにはじょやのかねを鳴らす行事があったよ。おしょうさんが百八個のあめ玉を用意して一人ずつ一個のあめ玉をもらって、一回かねをついていたよ。」
と教えてくれた。今では、大みそかにかねをならす人とならさない人がいるので昔の子ども達はえらいなと思った。
おみくじなどで今年のことは決めず、いいことをしてればいい年になることが分かった。カラン、カラン、とまた来年の初もうででも植田神社ですずをならしているだろう。

   講評   mae

 いい清書が書けましたね!

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