国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   私もソクラテスみたいに   バービー

 ソクラテス(紀元前四七〇十〜三九九年)は、おそらく哲学の歴史をつうじても謎めいた人物だろう。ソクラテスはたったの一行も書かなかった。なのにヨーロッパの思想に最大級の影響をおよぼした一人とされている。ソクラテスがとんでもなくみっともない男だったのは確かだ。チビで、デブで、目つきが陰険で、はなは空を向いていた。けれども心は「金無垢のすばらしさ」だったという。ソクラテスの母親はお産婆さんだった。そしてソクラテスは自分のやり方をお産婆術にたとえていた。確かに子供を生むのは産婆ではない。産婆はただその場に立ち会ってお産を手伝うだけだ。ソクラテスは、自分の仕事は人間が正しい理解を「生み出す」手伝いをすることだ、と思っていた。なぜなら本当の知は自分の中からくるものだからだ。≪構成≫
 私にも似た体験がある。私が前、漢字の書き取りを練習していた時は覚えていたつもりだった。でも、その日当日のテスト中、『な...な..なんだっけこれ? うそ、どうしよう...ちゃんと覚えていたのに!』と言う事が一〜二回あった。そして、適当に書いたりしたら『やっぱり間違ってる...』という事が何回もある。なので、私は今度からはちゃんと毎日復習をしたり、練習をしたりしたいと思う。まるでおばあちゃんみたいだと私は思った。≪表現≫どうしてかというと、覚えたのにすぐ次の日とかに忘れちゃうからだ。
 私は、学校で前≪題材≫理科の時に、アルカリと、酸性を習っていた。そして問題を解いていたら、『ワードエクエイジョン』という問題が出てきた。簡単に言えば、”○○○+○○○=××’になるようにしなきゃいけないんだけど、色々な物が書いてあったりするから結構難しいのだ。私の友達も一人、分からなかったらしいから先生に聞いてみて、説明をみんなにしてくれたけど、私はますます分からなくなった先生の言っていることが分からなくてチンプンカンプンだった。それを友達に聞いてみた。そしたら、
「ねえ。この”○○○+△△△=□□’だって事は分かる?」
と聞いてきた。私はとっさに
「う〜ん多分....。」
と、あいまいな返事を返した。そしたら、
「じゃあそしたらこの○○+××=なに?」
と聞いてきた。私は
「わかんない。」
とはっきり言った。(笑)そしたら友達は、
「あ〜ぁ〜」
とうんざりした様だった。
 私はソフィストの人たちみたいに、『私は何でも分かるんだよ』とえらそうな態度を取ったり、良い子ぶったりしてはいけないということを知った。どうしてかというと、もし良い子ぶったりして何か難しい問題を聞かれたりしたら、分からなくて答えられないかもしれないからだ。それに比べて、ソクラテスは、もうみんなに『僕は何でも知っているわけじゃない』という態度を取っているから、難しい問題を聞かれても
「ごめん分からないから教えられない」
とスムーズに言えても誰もおかしいとは思わないだろう。なので、私も今度からは聞くは一時の恥聞かぬは末代の恥≪表現≫つまり、知らない事は恥ずかしがらないで必ず聞きた出した方がいいと言う事が分かった。≪主題≫

   講評   takeko

いい清書になりましたね!
書き直しもわすれずにできました。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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