国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   外国の動物   けん太

 このガの幼虫は、ふ化すると最初に網を張り何百匹もの小さなケムシが集団で網の中で生活しながら葉を丸坊主にしていきます。そしてつぎの成虫が羽化しますが、この成虫は、あれほどたくさんいた幼虫ほどの数がいません。成虫は、八百から千個ほどの卵を産みますから、一つの親からせいぜい四、五匹の子どもが生きのこることになるのでしょう。この話を読んで僕が一番びっくりしたことは、アメリカシロヒトリは成長すると網の中から出て単独で歩いて葉を食べることです。
 世界で一番、一回に卵を産む数が多いのはマンボウです。その数は、なんと二億個から三億個です。マンボウが、魚で世界で一番卵が多いということをジャポニカ学習帳で知りました。さらに調べてみると、卵は親に守られないで海中をただよっているため、ほとんどが他の動物に食べられてしまいます。アメリカシロヒトリは幼虫の時に食べられてしまうけれど、マンボウは卵のうちに食べられてしまうので、卵のうちだったり卵からかえったら食べられてしまったりするのでどちらもかわいそうだと思いました。
 アメリカシロヒトリは第二次世界大戦が終わった時に船に乗って入ってきました。日本にはいなかったけれど今はいる動物のブラックバスは、持ってこられた魚です。なんのために持ちこまれたかというと、しゅみなどで魚を釣るためでした。ブラックバスは他の魚を食べる性しつが強く日本に昔からいた魚を食べてしまって悪い魚だと思いました。アメリカザリガニは、食用がえる(うしがえる)のエサとしてゆ入されました。それが今はどこでも見られるようになってしまいました。だから昔からそこに住んでいた日本ザリガニや、おたまじゃくしや、めだかがアメリカザリガニに食べられてしまっています。だから、ブラックバスとアメリカザリガニは日本にいた動物を食べて、おなかにもっていってしまうので、まるでどろぼうのようです。
 僕はこの話を読んで、アメリカシロヒトリもマンボウのように卵をもっと多く産めばもっとたくさん成虫になることができるなあと心の中で思いました。

   講評   mae

 いい清書が書けましたね(^o^)/。
 

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