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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   私が、文章を書くことで   ターミネーター

 相手の成長のためにしかるべきところはしっかりとしかるべきだ。それが相手の成長のためにつながるのである。
 そのためには、自分自身に対しても厳しくし、誰かの成長のためにほどよく叱ることである。よく私は、学校の試験に向けて一週間ぐらい前から勉強をしている。たまに夜、勉強している時にうとうとと眠気に負けてしまうことがある。そんな時に自分は、「最大の敵は自分にあり」という言葉があるように自分の心にそう言い聞かせ、後何分やったら寝ようと自分自身に対して厳しくしている時がある。部活のランニングの時も、あともう少しだから頑張ろうと自分を鼓舞していつも頑張っている。さらに相手の成長のためにしかるということは相手の成長のために大事な手助けなのである。私が中学生の時塾に通っていた頃、宿題はあんまりやらないし、授業中は居眠りをしたりしていた時、先生は自分にこういう言葉をかけてくれた。「言われているうちが花」という言葉である。この言葉を両親にも言われた。そのとき自分は自分の誤りについて気付き、その後はしっかりと勉強をしたのを覚えている。
 またもう一つの方法として、もっと子供をしっかり叱る社会を作るべきである。ギリシア時代の書物にも、「今の若者はなっとらん」と書いてあるそうだ。また、日本の川柳にも、「売り家と唐様で書く三代目」という言葉がある。豊かな社会になると、子供が次第に甘やかされる傾向は洋の東西を問わない。よく昔の日本では、子供が見知らぬ人に怒られるのが普通であった。しかし今の日本では、そういうことを見ることがなくなっている。そういう現状にある日本を昔の日本のような叱る社会というものに戻るべきである。
 確かに、体罰復活のような極端な叱り方は返って逆効果になることもある。しかし、年上のものは社会的な責任として、自分よりも年下の世代のものをしっかり叱る必要がある。獅子は子供を谷に突き落とすという。人間は獅子よりも立派な叱り方をしなければならない。叱ることは、相手を否定することではなく、本当は相手を肯定することだ。

   講評   inoko

 ターミネーターさん、こんにちは。実例をくわしく書けるようになってきましたね。2月もこの調子で。



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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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