国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   愛情   cherry

 躾の厳しい家庭では、小さい子供のころから、子供の就寝時間がきたから部屋に帰って寝なさいと、親は子供に言う。かなりの小さいときからでも、規律を教えるためにそういうことをするのだ。親は可愛いからといって手元においてわがままにさせない。これもわがままにならない、一つの愛だと思う。よく教育問題で、これからの学校教育の進路や、個性化が文部省の教育審議会などで云々される。まず改革派親からやらないと効果が上がらない。親は本当の愛情とは何ぞやということを自覚する必要がある。一生懸命やっているのに、子供がグレて変な方向にいって、私はこれだけ世話しているんですよ、といってこぼす親もいるが、それは世話をしているかわからないけど、本当の愛情を与えていないのだ。私は、子供の成長には愛情ある躾があるのが良いと思う。
 第一の理由に、小さい子供のころに躾をすると、善悪を判断する力を身につけるからだ。私の場合、やっとスプーンやフォーク、そしてお箸をもってご飯が食べれるようになったころ、ひじをテーブルの上につけていたら、「めっ!!」っと言ってひじをきつく叩かれていた覚えがある。そのころは、叩かれるたびに「うぇーん」と泣いてすぐにスネていましたが、今になって考えてみると、そういう親の躾があったから、私はこのようにすっかりひじをつかずにご飯を食べれるようになっているのである。
 第二の理由に、親から愛情を受けなければ、他人にも愛情を与えられないからだ。子供なんて産まなかったらよかった、もう何処かにいってほしい、というように子供を嫌って愛さない親の子供は、親の影響のために他人にキツイ言葉をいってしまったり…色々な面で愛情を与えられないのだ。親が子供に愛情を与え、子供はその愛情を受け止めることで、他人にも愛情を与えられるのだ。乳幼児の就寝時刻はデータによると、1997年で全国の4歳未満の乳幼児、約4割が午後10時以降に眠るという夜型になっている。お父さんの仕事帰りを子供も一緒に待たせているからそのような時間になってしまうという理由かもしれないが、子供からしては、夜10次以降に眠るというのはあまりにもきついのではないかと思う。もう少し子供に気をかけてあげてもいいのではないか。
 確かに、どの子供も生まれ持った性質はあるから、すべてがすべて後から身につくようなものではない。しかし、「ロバが旅に出た所で、馬になって帰ってくるわけでもない」という名言があるように、親の愛情がなければ子供は立派に成長することはできない。

   講評   kira

  cherryちゃん、こんにちは。ほんとうの愛は、ただあまやかすものではない。親の愛情ある躾は大切ですね。

 親からの躾は、生活の基本的な部分にあり、人間形成のかなめになる部分をおさえています。食事は生きて行くうえでも欠かせないものです。人に心地よく感じられる作法で食事ができることは、他者との関わりを良好に保っていくうえで必要なことです。厳しいようでも、しっかり身に付けてくれたことは、やはり愛情ですね。
 
 親からの愛情はやがてその子が誰かに与える愛情につながります。データとの関連が少し説明不足の感があります。人との関わりを求めるというデータをつかうとよさそうです。

 厳しい親ほど、愛情あふれる親だということがわかります。いますぐにでも、ご両親にありがとうを言いたい気持ちになりますね。


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