国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ぼくの休み時間   エルグランド

 ぼくは、休み時間に囲碁をします。囲碁はルールが分かればかんたんで、楽しく思えます。めんどうくさがってでもいってよかったなと思いました。
 4年からはクラブがあります。囲碁・しょうぎのクラブに4組はたくさん入ったので、その人達と打ちます。相手はだいたい決まっていて、学校の囲碁クラブのH君か、公民館の囲碁クラブにだいぶ前いっしょにいっていてやめたK君です。M君とS君は、いつも見にきます。しあいを見た後、碁石のかたうづけの手伝いをしてくれます。いくら早くやっても、チャイムが鳴ったころ終わるので、
「急げ。先生に見つからないように。」
と言ってあわててかたづけます。
 先生はそうじの時間が始まると教室に来て、そうじを手伝ってくれます。休みの子がいたら、他の子が助かるし、休みがいなくても早くきれいになるからです。
 そこで、早碁をやります。早碁というのは、一手をなるべく早く打つもので、考える時間を少なくします。そうすると、少ない時間で対局ができます。
 プロをまねると、プロの工夫ができます。以後は少しルールはむずかしいですが、しょうぎのようにどこにおくというきまりははく、どこに打ってもよいです。だから、最初はそれだけでむずかしいと思うことがあるのです。基本を覚えたら、あとは本ででも勉強できます。最近、囲碁がはやっているらしく、本の種類も色々あります。
 囲碁の面白いところは、どこに置いても自由なので、先をよまないといけないところです。上級者はふつう三手先をよみます。でも、少しむずかしい詰め碁のような問題の形をよむときは、九手先をよむようなときもあります。
 ぼくには囲碁を打てる仲間がたくさんいます。学校の囲碁クラブに行くと、色々な人とのびのび碁ができます。20分の休みではあせりますが、3倍時間があるので、二人くらいの人と打ちます。30分くらいあればじゅうぶんです。
 友だちの級は、Kくんが29級で、ぼくは28級です。でも、囲碁の問題の本では、2段〜3級をやります。ぼくは12月のたん生日に囲碁を買ってもらいました。小さいものです。最近はコンピューターやけいたい電話でも囲碁ができます。機械ともできるし、遠くはなれた相手ともできます。大型コンピューターになるとプロより強いです。
「キーン、コーン、カーン、コーン。」
 チャイムが鳴って、この話も終わりです。
 楽しい時間がすぎて、
「ああ、そうじか。」
 そんなとき、まるでもう終わりだ!!とどなられるような感じがするので、囲碁の最後はとてもいやです。
「ああーあ・・・。」

   講評   itoyu

 上手にできました。読解問題もよくがんばりました。
                         

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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