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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   身近にたくさんあるそっ啄の機   イッタ

そっ啄の機という言葉がある。得がたい好機の意味で使われる。勉強したことを機会あるごとに復習していると知識がおのずから本物になって身につく。それが愉快だというのである。学んで時にこれを習う。そっ啄の機はいつやってくるかしれない。折にふれて立ち返ってみる必要がある。
 僕は三匹のネコを飼っている。そのうち最後にこの家に来た猫はマークと言う。マークはたくさんネコをかっている人からもらった。僕達は一階で飼い主さんと話していてネコたちは二階にいた。話の最後の方になったとき上からマークがおりてきて
「にゃーん。」
と鳴いてきた。その時の動作がかわいらしかったので僕達はこのネコをもらうことにした。この出会いはそっ啄の機だと思う。偶然といえば偶然だが僕には前からそのネコをもらうことが決まっていたように思う。
 母はぼくや弟が生まれたのもそっ啄の機だと思うといっていた。考えてみればそうである。僕や弟が生まれた日にはほかにもたくさんの子どもが生まれているはずだ。僕達はそのうちの一人である。母のところから僕がうまれたことはごく普通のことと考える人が多い。ぼくだって最初はそうだった。けれど母の話や長文を読んでいると母から生まれたことは普通のことではないと思えるようになってきた。ぼくはこの母から生まれてきてよかったと思う。子どもの多くは自分の母親が一番好きだと思う。けれど母から生まれたことはまるで神が僕には母が一番合うと考えそこに生ませてくれたとちょっと思うようになった。
 そっ啄の機と言うものは身近にたくさんあることが分かった。ぼくはそっ啄の機を単なる偶然と考える人よりもそっ琢の機を素直に受け入れる人のほうがすきだから、これからもその時の感情で決断するのではなくて、じっくり考えてそっ啄の機を感じていきたいと思う。

   講評   koni


 丁寧に清書できましたね。
 読解問題も頑張りました。

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