国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   本質的な問題に   MAXやまびこ

小さい時からの、ものの考え方、家庭内の躾、いろんな要素が複雑に入り組んでいるわけだ。わがまま放題にして育ったのでは、そういうことを感じ、ある方向へもっていく機能、考え方が生まれてこないと思う。子供のころからのある時期から、仲間内でも、むちゃくちゃやっていると、みんなから嫌われることも悟り、また小さな家庭生活や、子供社会の体験から、本能なわがままな感情と、一方では、経験的にどうすればいいかという理性というものが、小さいときから生まれもってくるのだ。つまり、子供の成長には家庭での愛情ある躾が大切だ。第一の理由は、子供は親からの愛情ある根気強い躾によって善悪を判断する力を身につけるからだ。僕も小さい時から言われていることは、ごはんの食べ方などを言われてきた。ご飯の食べ方をちゃんとしたら、他の人から見たら、この人は、ちゃんと姿勢も良くして食べられるいい子だなとみられるから、お茶碗の持ち方やお箸の持ち方をいろいろ言われてきた。今では、将来役に立つと思っている。
第二の理由は、親から愛情を受けなかった子供は、他人にも愛情を与えることができないからだ。人間関係における調査では、親子間で本音を話しているかという問いに、はいと答えた人は七十五パーセント、いいえと答えた人は、十九パーセントと答えている。また、自分の子供を叱れているかという問いには、はいが九十二パーセント、いいえが六パーセントだった。
また、反対の理由では、子供にはそれぞれの生まれながらに持っている素質というものもあるだろう。しかし、「ロバが、旅に出たところで、馬になって帰ってくるわけではない。」と、いう名言があるように、親の愛情や躾がなければ、子供は、立派に育たないのだ。

   講評   kira

  MAXやまびこくん、こんにちは。これから一緒に意見文を極めていきましょうね!
 今回のテーマは、子どもの成長について「親からの愛情ある躾」が大きな意味をもっているというものでした。筆者の体験からくる意見でしたね。
 うまく要点をおさえています。長文からキーワードを活かしながら、要約文では主述がはっきりするようにまとめなおすといいね。たとえば、冒頭の一文は、主語がはっきりしません。「子どもの成長には」という主語を加えるとすっきりしますね。

 「第一の理由は」から改行を入れましょう。入力がうまくいかなかったようです。小さい頃には、親からのお小言はうるさく感じるものですが、そのおかげで礼儀作法が身についてはずかしくない振る舞いが自然にできているんだね。
 第二の理由では、データ実例を数字をいかして引用できました。この引用のあとに、自分の解説を加えてみよう。
たとえば
「親が子に本音を語り、しっかり叱ることができて、はじめて信頼が生まれる。これを多くの家庭で実践されていることがわかる。」
こんなふうにね。

 まとめのながれはばっちりです。強く意見を主張できましたね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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