創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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講評 suman
風などの気持ちよさを楽しんでマラソンをしているかれゆちゃんの姿が目に浮かぶような、生き生きとした良い文章です。マラソンをすると、「ハーハーしてつかれる」と同時に、体中に力がみなぎって元気になりますね。だから、つかれは心地よいつかれです。
<構成>今回の書き方も悪くないのですが、ちょっと工夫をするともっと臨場感が出てきます。たとえば、マラソンの時、走っている足音や景色を現在形で書いてみましょう。
(例)タッタッタッ。スニーカーの音が道路に響く。私はアパートの横を風のように走り抜ける。建物がどんどん過ぎていく。お化けが出るといううわさの空き地にさしかかった---
そして、空き地を過ぎた後ほっとする気持ちや、空き地の後はどんな景色があるかも書きましょう。
つまり、ある日のマラソンの実況放送のような形で書いてみてはどうでしょう。
<表現>お化けが出るといううわさの空き地について書いた所は、とても感じが出ています。たとえの表現は、「机くらいの高さ」の草や「扇風機のような」風、なかなかいいですよ。足の気持ちよさについては、肌に当たる風が気持ちいいのかな、それとも足を動かしているのが気持ちいいのかな。
<題材>前の話として、マラソンを始めたきっかけや理由について書いてみましょう。
<表記>常体を使って、引き締まった文章になりました。
<主題>ペースを変えない方がつかれない、大切なことに気がつきましたね。もし、他の人にもマラソンを勧めるとしたら、マラソンをするとどういういいことがあるか
ーマラソンは走っている時や走り終わった後気持ちがいい、持久力がつく、体力が向上する、健康によいなどーを書くといいでしょう。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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