国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
講評 hira
世間が気になる、人にどう見られているか気になる、これはある意味健全な姿だと思います。そこをくぐり抜けて、世間にとらわれない自分を作っていくことが大切なのでしょうね。自分のもどかしい状況がユーモアを交えながら丁寧に書き込まれている。
■第一段落 ● 是非の主題
ポイントを押さえた要約にすっきりと主題が収まっている。
■第二段落 ● 複数の理由 ◎ 体験実例
自分の価値が見いだせないもどかしさが、具体例で説明できた。私もそうだけれど、ついつい中学の頃の「目配せ」感を忘れてしまうのだよなあ。特に一斉授業だとそうなのだろうね。「自分の価値がうまくアウトプットできない。もやもやした気持ちがずっと続く。これこそ最大の苦しみであり、一種拷問のようでもある」書き出しの理由と呼応して、重く意味を感じさせる一文でまとめられた。
■第三段落 ● 複数の理由二 ● データ実例・長文実例 ◎ ユーモア表現
そうか、高校の先輩もいるのだね。言葉の森の高2の先輩もよく後輩に似たような相談を受けると話してくれました。「大変なのは中2まで、でもどう転んでも何かは言われるのなら自分らしく過ごしていれば、いずれそういう仲間と出会える」とアドバイスするそうです。ちなみに彼女も生徒会などでよりよい学校生活をみんなが送れるよう校則を変える音頭をとったり「リード」する人です。偶然にもぴったりの話だったので本人の了解を得てここに記しました。
データ実例は、よく自分の言いたいことに引き込んで使いこなせているね。
■第四段落 ● 反対意見への理解 ● 名言の引用 ● 是非の主題
言葉巧みに言いたいことが表せた。途中がとても詳細に書けているので、清書にするならば、ここに厚みを持たせるといい。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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