低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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高校1・2・3年生
untitlted T-air
盲目的に可愛がらない、猫っ可愛がりをしない。日本でも、昔はそうした伝統的な家庭の教えがあったと思うのです。キチンと父親が善悪や礼儀を教えていた。両親の躾がしっかりしているという、家庭内の空気を感じさせ、これが人間形成の一端を担っていた。親対子の愛情は古典的、本能的なものですから、経済的に貧しくても、暖かい家族的な愛情のある家というのは幸福だ。 要約
子供が躾を親から聞き入れないことについて以下のような理由がある。
それはこのようなことである。家庭とはあたりまえだが、親と子の集合体である。それは昔からかわっていないはずだ。しかし、いまと昔では大いにかわったことが多々ある。たとえば、親の生活形態だ。昔、農業くらいしか出来なかった日本は親は子の前で農作業を行っていた。そのため、子には、親が目の前で働くことについて理解し、そのおかげで暮らせているということが理解できた。しかし、現在、親はどこで働くのか。それは家とはほとんどの場合隔離された“職場”である。そのため、子は親が一生懸命働いてるということが理解できずにいる。そのためにいま暮らせているということが理解できずにいる。そのために親というものがこの中で整理順位が確実に昔と比べて落ちているのである。それが子供が躾を親から聞き入れない理由だと思う。
それについて、長文中に“両親の躾がしっかりしている”とありますが、それは、子供が親についてよく分かっているから実現できる状態だと思う。その理由は、子が親を信用しなければそのような関係は出来ないからである。
確かに、親のせいというのも分かるがそんなに突発的には出てくる答えではない。重要な点はあくまで子にあるのだ。まず子を変えなければならない。そこでその親のせいが出てくるのだ。子が変わるのには親が必要なのだ。ここでやっと、親の出番が出てくる。名言に“英雄が歴史を作るのではなく、歴史が英雄を作る。”とあるように親が子を作るのではなく、子が親に影響されているいまの時代である。
いま、大切なのは、子は親が一生懸命働いてるということが理解できずにいるを親がまず理解することである。
講評 nane
要約はうまくまとめたね。
3.1週のテストは、1200字までがんばろう。
▲温かい(冷たい)−暖かい(寒い)
第一段落の意見は、「……が大切だ」のような形で書こう。
事実の対する理由ではなく、意見に対する理由という書き方をしよう。
第四段落の意見と書き出しの意見を対応させるようにしよう。そのためには、書き出す前に、全体の構成を考えておこう。
親の問題ではなく子の問題というのは、自分らしくよく考えた。
書き出しの意見は、子供の自覚が大切だ、ということになるかなあ。
これは、清書してみるといいよ。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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