低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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島の動物、大陸の動物の違い バービー
島に住む動物と大陸に住む動物とでは、体の大きさが違う。ゾウのような大型に比べると、島のものは大陸のものより、体が小さくなる傾向がある。島はせまい。小さな島で物が小さくなっていくのはもっともな話のようだが、事態はそう単純ではない。ネズミやウサギのような小形のものを比べると、こちらは島の方が大陸よりずっと大きい。
島では大きいものは小さくなり、小さいものは大きくなる。島に隔離された動物に見られる。このような体のサイズの変化の方向性が「島の法則」と呼ばれるものだ。変化の方向性は、今現に生きているものだけを見ているより、時間を追って化石を調べていった方がはっきりする。≪構成≫
私にも似た話がある。これは、前の話だ。≪題材≫私が水泳の練習で、中々ダイビングが出来なくて困っていてやっときれいに出来たと思ってやって、一つ上の学年のこの番になって見ていたら、ものすごくきれいなフォームのダイビングだったので、ものすごく感激してそのダイビングが頭に焼きついてしまったかのように、今でも忘れられないのだ。≪表現≫それで、私のダイビングと自分で比べてみた。そしたら、そのお姉ちゃんよりもものすごくフォームが悪いかもと思ってしまったのだ。なので、私はもっと練習をして上手くなろうと思う。
私はもう一つ似た話がある。これは私がバスケの試合の時に思ったことだ。まだ私の番じゃなかった時、つまりベンチに座って見ていたときだ。敵を見ていた時、小さい女の子も一緒に試合に出ていて最初は、
「うわぁぁぁぁぁぁーちっさ!」
と思ったけど、試合になったらものすごく上手くて、私のチームみんながその子の事を話していた。私は今まで、友達と、同じチームのものすごく上手い子だけしか本当は上手だと思っていたが、その子の事を見て、私は『その子の上にはきっとまたものすごい選手がいるんだな』と心の中で思った。
私は、みんなこの世には一番という人はいない。どんな時だって必ず上がいる、という事が分かった。≪主題≫
講評 takeko
自分よりじょうずな人がいる!そういう人に出会えるって、すばらしいですね!
「要約」いい場所をぬきだせました。
「前の話聞いた話」これは、二つ目の話に入れます。ですから、バスケットのしあいのところに、「これも前の話だが」として、ここに課題を書きこむほうがいいですね。ダイビングをしているとはすごいですねえ。きれいなフォームをとびこみながら意識するのはたいへんでしょうね。その後、できるようになりましたか? この話のとき「ものすごく」ということばが三回も入ってしまっています。同じだんらくや文では、なるべく同じことばを使わないほうがいい文章に見えます。ちがうことばへの書きかえをくふうしてみて。もう一つは、「すごく」「ものすごく」ということばは、「おしゃべりことば」なので、「ひときわめだってきれいなフォームの」「私はたいそう感激して」「そのお姉ちゃんよりもかなりフォームが悪いかも」などとしてみましょう。
「わかったこと」「私は、みんなこの世には一番という人はいない。どんな時だって必ず上がいる、という事が分かった」これはいい意見ですね。このことが、「島の法則」とどうつながるでしょうか? この場合、「島」というのが、「自分のまわりの小さいグループ」のことですね。でも、私たちの住む世界は、実は大陸のように「広い」ということですね。
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