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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   かゆい?かゆくない?   森チュウ

血を吸うカはメスです。小さな体ですから、一匹のカが吸う血の量はわずかですが、やはりかゆいので、さされると不快です。かけば、それだけかゆくなります。また、さしているとちゅうにたたくと、これもかゆくなります。ぼくが、このお話を読んで一番ふしぎだったのは、三文ぬき書きに書いた部分、「かいたりたたいたりすると、よけいかゆくなる」ということです。
 かけば、散らばって、かゆい面積が広がるので、よけいかゆいということなのでしょうが、一方、かかなければ、ある部分がとてもかゆいことになります。広い面積が全体的に少しかゆいという方が、部分的にとてもかゆいより、ましなんじゃないでしょうか。
 また、吸っている時にたたくとよけいかゆくなる、というのは、全く理解ができません。吸っている時にたたけば、死んでしまうので、それ以上、かゆくなる液も出さないので、かゆみも少ないんじゃないかなと思います。
 ここまで、かゆいという言葉を何回書いたでしょう。これだけかゆくならせるというのですから、ぼくは、カがまるで大悪党に思えてきました。母さんも、このカにひどい目にあわされています。
 母さんは子どもの時、足の甲をカにさされました。最初は、ただかゆいだけだったのですが、アレルギー反応が起きて、どんどんふくらみ、最後には足の甲全体が3センチメートルぐらいふくれ上がったそうです。なので、くつがはけませんでした。やはり、カが出るのは夏なので、ゴムぞうりをはけばなんとかなりましたが、はなおがふくらんだ部分にあたって、一日中はいていると、ふくらんだ部分にはなおのあとがついたそうです。
 これだけひどい目にあわされているのだから、カは、この感想文を書いた本の題名、「いい虫、悪い虫」の悪い虫なんじゃないかなと思います。
 ぼくは、このお話を読んで、カはヒトの体に大きな害はあたえないが、やはりかゆくなるのは、少しの害なんじゃないかなぁと思いました。

   講評   sango

 虫刺されについての森チュウくんの思いが詰まった(?)いい作文です。がんばりました。

        

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