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　　　21226　　　ハチロク

たしかブレーズ・パスカルだったと思いますが、大体次のようなことを申しました。——病患は、キリスト教徒の自然の状態である、と。これは何もキリスト教徒に限らず人間として自覚を持った人間、すなわち、人間はとかく「天使になろうとして豚になる」存在で沈痛な述懐にもなるかもしれません。「狂気」とは、今述べたような自覚を持たない人間の精神状態のことかもしれません。酒を飲んで酔った人々の狂態を考えてごらんなさい。エネルギーはその人の極限にまで拡大されます。ですから、あのような「狂気」の饗宴は開かれるのです。酔漢の狂態を鎮めるのには、狂態の結果として生じた無理は簡単には通らぬということを何かの力で示すより外にしかたがないことがしばしばあります。しかも、正気に戻った酔漢は、その後少しばかり正気の期間が続きますとまたしても酒を求めるようなことをいたします。 しかし、常に病患を己の自然の姿と考えて、進むべきでしょう。僕はこの文章を読んで人間には狂気というものが大切だ、と思った。
　第一の理由は、狂気と呼べるような集中力がなければ何かを成し遂げることはできないからだ。実際に馬鹿みたいな集中力とやる気が無ければ一つのことに打ちこむ事は出来ない。逆に集中力とやる気が有れば、どんなことも可能になる。他の人が出来ないという事、例えば、エンジンからボディーから何まで全部自分の開発した部品で自動車を造ることなど、他人には出来ないと言われたたことまでも『狂気』が有れば可能だ。
　第二の理由は、平凡な毎日では退屈してしまうからだ。ストレス解消法などのデータ実例として、10代男性のストレス解消法コニカ1996年1位 カラオケ 15.3％、2位 テレビゲーム 13.3％、3位 ビデオ鑑賞 8.0％と言うデータが有る。カラオケでストレス解消というのはあまり理解できない。なぜなら、自分が上手く歌えなかった場合、余計にイライラしてしまう可能性がある。ゲームだとあれをこうしろと言ったら、絶対にその通りになる、＝自分の命令を聞いてくれるからストレス解消になるとおもう。ちなみに、僕のランキングなら、（平成21年2月26日現在）1位頭文字D5、2位、D1グランプリアーケード、3位グランツーリスモ3 a-spec。どれもゲームだけど、面白い順に並べた。3位のビデオ鑑賞は理解できる。アニメや映画をづっと見つづけていると、どこでもドアでその世界に入り込んでいるような気分になれる。しかしビデオを見終わって現実に戻ってきてしまったときは、「あーあ、現実に戻っちゃった」、見たいな感覚に襲われてしまう。
　確かに毎日変わらず平平凡凡としている毎日という事、も大切だ。しかし、世の中、正統一本で通すほどのことは必要ない。行動するためには、多くのことに無知でなければならない。という名言もあるように、何かを成し遂げるためには狂気も必要だと思う。

　　　講評　　　nane

　今日は、よく集中して書いたね。
　時間があまりなかったけど、字数は１２００字までよくがんばった。
　全体の構成も安定している。
　データ実例はこのように正確な数字や固有名詞を入れていこう。今はインターネットで調べられるから、出典を明確にしてどんどん引用していくといいよ。
　テストの先取りをしたので、次回は読解問題をやっていこう。
　テストが終わったら、速聴のファイルをダウンロードして暗唱ができるようにがんばろう。日本語の暗唱３００字ができるようになれば、英語の暗唱も同じ要領でできるからね。