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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   私の家は自転車がを読んで   文鳥

 私の家の横にも細い路地のような道がある。その道も春になると沢山のタンポポやどくだみが生えてくるような道路なのだ。ある夏の日、前々から家の塀にへばりつくように映えていたドクダミが急成長し、このままでは塀が壊れてしまう、ということで草むしりをすることになった。あまり綺麗な色とはいえない赤紫のドクダミを抜いていくと、その下には驚いた事にダンゴムシが密集していたのだ。そう、まるで沢山の人が住んでいるアパートのように、1つのドクダミのしたに10匹程のダンゴムシやカタツムリ、まれに大きなムカデがガサゴソ這い回っているので驚いてしまう。人間から見ると気持ち悪いドクダミの密集地も小さな虫から見れば大切な住宅だ。そんな住宅を簡単に壊してしまうのも可愛そうだが、私の家の塀が壊れたら私だって困ってしまう。人はよく、「他人のことも考えろ」というがムシだけでなくほかの動物のこととなるといじめたり、おろかにも殺してしまったりする。おそらく私がやっていることはそれに匹敵するかもしれない。ドクダミを人房抜く度に下に居住している虫がワヤワヤと雲の子を散らすように逃げていくのを見て、私は心の中で誤りながらドクダミを抜いていったのだ。さて、そのドクダミをどうしたか?やはり当然のことながら捨ててしまった。利用しようにも私達一家にドクダミ茶を作る技術を持つ者はいないし、そもそも道端に生えているドクダミを見て、
「わーい。ドクダミ茶にしよう!」
などと喜ぶものはいないと思われる。しかし、このドクダミを捨てる時、何となく後ろめたさを感じたのである。
 人間の都合で破壊されている自然は身の回りに悲しい事だが沢山ある。例えばペットのセキセイインコなどの小鳥。今、セキセイインコを捕獲するためにインコの故郷ではインコが減少しているようだ。もちろん、人間によって交配され日本で生まれたインコもいるが。また、放牧するために森林が伐採され、インコだけでなくそこに住んでいる動物たちが影響を受けている。
 人間にとって自然とは故郷である。自然がなくては人類は存在しないし、生まれもしない。今、人類は自然をどんどんむしばんでいるが、そんな事をしていられるのも今のうちだ。仏の顔も三度までのように、今まで耐えてきた自然もそれに耐えかねて、やがて人類に牙を「むく。自然の強大な力に人類というちっぽけな生物がかなうはずが無い、自然は人類がしでかした「環境汚染」という罪をそのうち「滅亡」という形でしっぺ返しをして来る。現にその兆候が見え始めてきた。今ならまだ間に合う。「環境汚染」という罪を「環境浄化」で償うべきなのだ。

   講評   sango

 少し手直ししていい作文になりましたね。自然との共生、できることから始めよう!!

        


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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