国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   脱線してよいところの空気を読む   モカ

 新聞というものをまるで読まないと言い切っている人がいる。そうかと思うと、朝手洗いで新刊書の広告を読むのが最大の楽しみだという人もいる。演劇、音楽、催し、人についてなど、こうした、自分が知っているから隠れた意味が明らかになるといった事実は、なるべく宝さがしのように、それらしくないところに置いてあった方が良い。宝さがしのように、情報も、予想されないような背景の中に含められている方が、ユニークなメッセージを帯びる可能性が大きいと言えるかもしれない。私は自分の気持ちをコントロールするためにも行間や余白がある方が良いと思う。
 その理由は第1に、余白や今やるべきことから脱線しなければ楽しくないからだ。私の学校の先生で、よく脱線話をするのは、理科&数学の先生だ。脱線話なのだが、たまに役立つことをおっしゃってる。でも、不思議なのが、数学の先生に本はたくさん読んだほうが良いといわれちゃいました・・・。先生はもっと本を読んだほうが良かったと後悔しているのでしょうか??理科の先生は、脱線したな? っと思ったら、2年生や3年生に習うことも少し混じらして話してる。脱線話にもすっごく大切なことが入っているのだ。楽しいことは、新聞の青鉛筆という記事に「あなたって便座のように暖かい」と奥さんが旦那さんに向けてのメッセージがあった。私はこういう表現もあるんだなぁ〜っと思いながら大爆笑をしてしまった。他にないのかと思いながら探していたら大事な記事を見つけ集中して読めた。脱線話が入ると私的にはホットする。
 その理由は第2に、余白や脱線がないと気持ちの切り替えがうまくできなくなってしまうからだ。脱線話をしない先生で淡々としゃべる先生もいる。その分集中しなければいけないので大変である。もし、学校の10分休みがなかったらどうだろうか? 私は友達と話してトイレにいって次の時間の準備をして10分を過ごしている。そう思えば小学校の時は10分休みはなかった。まぁ45分授業だし、普通にやっていればなんとかなる。しかし、中学生はテスト、高校受験という難関を乗り越えなければならないので、この時間がなければ気持ちの切り替えがうまくできず50分受けるのは私には無理だ。10代女性のストレス解消法(コニカ 1996年)のデータを見てみると1位はカラオケだ。やはりストレスを解消するにはその話題から脱線できるようなカラオケが良いのだと思う。
 確かに、今やるべきことをしっかりやりけじめをつけなければならない。しかし、正しいものは悩みも多いという名言があるように、今やるべきことはやることは正しい。だけど、脱線話や余白があるほうが楽しいし、なにより切り替えがしやすくなる。だから私は自分の気持ちをコントロールするために行間や余白は大切だと思う。

   講評   yuta

◆要約は、程良い長さでまとめましたね。 是非の主題は『私は自分の気持ちをコントロールするためにも行間や余白がある方が良いと思う』という意見。個性的に示せました。
◆理由1『今やるべきことから脱線しなければ楽しくないからだ』。私も数々の脱線話が印象深く記憶に残っています。数式は忘れてしまっても、脱線話で聞いた知識が実生活で役に立っている、ということも多々あります。
◆『その理由は第2に、余白や脱線がないと気持ちの切り替えがうまくできなくなってしまうからだ』。メリハリのない授業は、集中力が切れると、ボサーッとしてしまいがちです(^^;)。休み時間も重要ですね。データは『10代女性のストレス解消法』を引用。カラオケで頭を空っぽにすると、気持ちをリセットできそう。
◆『確かに、今やるべきことをしっかりやりけじめをつけなければならない』。もちろん、本道はきちんとしなくてはね。しかし『正しいものは悩みも多い』。行間や余白で気持ちをコントロールすることで、本道にもギュッと集中できるものなんですよね。
       

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