創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   私の家は自動車が   まいう

□私の家は自動車がやっと通れるぐらいの路地に面している。三年前まではその路地は、さまざまな人や動物の散歩道として利用されていた。数年後、工事が始まり路地全体がしっかりと舗装されてしまった。道端に生えていた雑草がそれ以来路地から消してしまった。町中の雑草に対する人間の態度は時と場所によってさまざまである。ハイキングに行けば「緑でいっぱいで気持ちいいわねえ」と喜ぶ人も、自分の庭に出てきた雑草は血眼で引き抜いてしまう。「構成・要約」
□私が小中学校の時には大掃除と称して、全校一斉でグラウンドのごみ拾いや草むしりが行われた。授業がなく外に出られることになるで嬉しかった。しかし、掃除をすること自体はあまり好きではなかったので、遊びながらやっていた記憶がある。「題材・体験実例」大掃除が行われた理由は三つほど考えられる。一つには学校の近隣住人やPTA、あるいは教育委員会からのクレーム回避のためである。二つ目は荒れ放題にしておくことは生徒の風紀の乱れやひいては犯罪の温床につながると考えられるのでこれらの回避のためである。三つ目は生徒の道徳意識の育成のためである。生徒に身を持って体験させることで、分別をわきまえ、日々の行動を律する意識の醸成を図りたかったのであろう。
□国連食糧農業機関(FAO)の統計によれば、全世界の森林面積は 1990年には4,077,291千haであったが、2005年には3,952,025千haとなった。すなわち、この間に125,266千haの森林が消滅した(全世界の3.1%にあたる)。 森林面積の変化は地域の差がある。東アジアは増加、ヨーロッパは微増、しかし東南アジアやアフリカや南アメリカでは大きく減少
している。すなわち、熱帯雨林の森林減少が地球規模で進行している。影響として、二酸化炭素の増加により地球温暖化の進行、土砂災害の発生、砂漠化、野生動物種の絶滅などさまざまな環境問題を引き起こしている。現状のままいけば、100年後には地球上から森林(熱帯林)がなくなると言われている。「題材・調べた話」経済優先の人間のエゴで自然環境を破壊してしまっている。その報いとして自らにも影響が出始めている。早急に環境問題の改善を図らなくてはならない。
□過ぎたるは及ばざるがごとし「表現・ことわざの引用」で、これらはすべて我々人間の手によって指示され、行われていることである。本来人間は動植物や昆虫を始めとした自然と共存し、自然からいろいろなことを学ぶとともに恩恵を受けていたはずである。例えば、暖かくなると道端に咲き始めるタンポポやスギナ、ネコジャラシといった植物や時折目にする動物や昆虫などを見て、我々は四季の移り変わりを感じたり、癒されていた。またそこから親子間、子供同士、隣近所との心温まる会話や遊びが生まれ、憩いの場が自然発生していたのである。そして我々人間はその中でいろんなことを学び感じとり、人間形成が行われていた。人と自然との共存の中での良さがあったのである。人間も自然の一部であることを忘れないことである。「主題・一般化の主題」そのためには経済優先の考え方そのものを改め、環境問題の改善と経済発展の両立を図らなくてはならない。つまり、環境そのものをビジネスに転化する工夫が必要である。

   講評   suman

毎回、とても意欲的に取り組む姿勢が感じられます。長文の暗唱も、しっかり覚えておられてすばらしいですね。
3月もこの調子で、学習を続けて下さいね。
        


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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