国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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余白、行間 ゆっきー
新聞が一生懸命に論じようとしている主張の、あまり良い読み手ではないような気がする。どちらかといえば、行間と余白の読み手であるのかもしれない。一番楽しく、ぴったりしているのはやはり広告欄という名の夜通りなのかもしれない。思いがけない人に会うとか、国鉄(JR)払い下げの傘を百円か二百円で買うとか、思ってみなかった種類の商品に出会う面白さではできるだけあったほうが良い。宝探しのように、情報も、予想されないような背景の中に含められているほうが、ユニークなメッセージといえるかもしれない。私は、行間や余白などのスペースにも目を向けるべきだと思う。
一つ目の理由は、行間や余白がないと読みづらいからである。新聞などで行間がないと読み飛ばしてしまう。余白があるとなんとなく読みやすい気がする。教科書でも行間や余白がないと書いてある内容が頭の中にはいってこない。教科書の内容が頭に入ってこないと、(特に社会科)テストで大変な目にあってしまう。よく教科書を開くと眠くなってしまう人がいるが(教科書の魔力)そのようなことがおこってしまうのも分かる気がする。行間がないと読む気がなくなるし、しかも無理に読もうとすると眠くなってくる人もいるのだ。
二つ目の理由は行間や余白をあけることで本などが読みやすくなるからである。よく雑誌などでは広告がついてくる。その広告はたいてい余白が多い気がする。これも文字などを見やすくするためではないかと思う。ノートなどをペン類でまとめることがあるが、これもひとつの工夫ではないかと思う。これも色を使いすぎると目がちかちかしてきてしまう。また目立たせたいところに蛍光ペンで印をつけたりするが、これもやりすぎるとどこを目立たせたかったのか分からなくなってしまう。
確かに余白や行間を詰めたほうが字数は多く入り、内容は濃くなるかもしれない。しかし、行間や余白がないと読みづらくなってしまう。だから私は行間や余白の意識した方がいいと思った。
講評 inoko
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