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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   節分 今年の鬼は良い鬼?こわい鬼?   ミコミコ

「鬼はー外! 福はー内!」
2月3日節分だ。今日のお昼は給食で、手巻きずしとイワシのつみれ汁、そして節分豆を食べた。つい、1時間ほど前に、それも、ご飯を何杯かおかわりをしたのに。...いいにおいのする「す飯」にさそわれて(もう)夕飯タイムだ。
 「わー、おいしそー。」
きんしたまごにきゅうりにうなぎ、あと、おさかなソーセージ、とたくさんである。
「今年は、東北東を向いて、食べるんだよ。」
「それじゃあ、こっちを向いて食べるんだね。」
さぁ、無言で食べる1本目は何を入れようか。...パラパパッパパー「たまごきゅうりマヨ」(ドラえもん)をがぶりと一口。
「.....。」
「しゃべっちゃいけないの?」
妹は、一口食べてしゃべってしまった。
「こっち向かないと...。」
お母さんはつい注意してしゃべってしまった。そんな中で、私だけは最後まで無言でたべられた。と、次々とす飯やおかずがなくなっていく。10センチメートルほどの手巻きずし。私は10本以上食べた。そして、あまーいたれにつけて焼かれたイワシも食べた。イワシは苦いイメージでいやだったが、あまいたれで苦味がなかった。満腹!!
 今年の豆まき用の豆は、あまい紅白の砂糖がついたカワイイのであった。その豆を、自分で作った鬼のお面をつけた、鬼役の妹にぶつける。もちろん、
「鬼はー外! 福はー内!」
と。...これまた、妹手作りの箱の中の豆がなくなれば、部屋にちらばった豆を拾い集める。そして、自分の年の数だけ1,2,3...10,11! あまーい。まるで砂糖をそのまま食べているようだった。...学校の給食で食べたまめは、ほとんどがシンプルな裸の大豆だった。その豆を上へなげて、口でキャッチ!というように昼休みに遊んだ。節分の日は、一日中食べているようだ。
 私が小さいころの節分の思い出と言ったら...。鬼のお面をつけたお母さんがこわくて泣いていた覚えがある。その時の写真が残っているのだが。......そのころはまだ幼稚園に通っていないから、妹のように手作りのお面はない。だからお面は、豆などについている「リアル」なものだった。(小さい子が作るようなカワイイものではないということ)また、お母さんのこわーい格好もこわかった。豆をまくどころではない。「そりゃ、泣くは」と思った。リアルすぎるお面もどうかと思う。
「リアル鬼はー外!」
 節分は、たくさんの料理や豆を食べて楽しむべきと分かった。来年の鬼は、リアルだったら良いなぁと頭の隅で思った。
「福はー内! 鬼もー内!」
良い鬼は、たくさん着て欲しい。

   講評   kira

 ミコミコちゃん、こんにちは。3月になりました。少しずつ春にむかっていますね。

  来週は、進級テストをがんばろうね!


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