創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   重要な広告   えむや

 新聞を月一度とか二度でなく毎日立つ縁日のようなものであると見ているふしがある。論説記事は神社の神主さんの祝詞のようなものであり、謹聴しなければならないときは黙っておとなしく聴くが、終わったらホッとる類のものであり、経済記事はおみくじのようなもの、政治・社会面に至っては、小屋掛け芝居のようなもので、読み手たるわたしはぶらぶら散歩して夜店をひやかす客のような存在である。縁日であるから、やはりそこには、日常生活の時間の流れと異なった、さまざまな偶然の介入があったほうがよい。だから、本についても音楽についても、しかるべき欄ではなく、コラムの方から得られる情報の方に生々とした関心をよぶものが多いというのは、情報の活性化の面でちょっと気にとめておく必要のある事実かも知れない。僕は、余白や行間、広告欄に注目してみることは良いことである。<主題:是非の主題>
 1つ目の理由としては新聞の行間や余白のように一見役に立たないものが重要な役割を果たしていることがあるからだ。去年の8月のことである。ぼくは2日後のJリーグオールスターVSKリーグオールスターの試合を見に行く予定だった。その試合の2日前のスポーツ新聞にその日の試合前に明治公園でJリーグの選手会主催でイベントをやるというものである。内容はプロのサッカー選手と一緒にサッカーをしたりキックターゲット、選手のトークショーなどである。そのイベントに僕は新聞のお知らせで行くことができた。このように余白や行間にはとってもためになる情報が載っているので余白や行間を注目することは良いことだと思う。<構成:複数の理由一・二>
 2つ目の理由としては新聞の広告に企業はお金をかけている。トヨタ自動車70百万円(企業の宣伝費:日経広告研究所1995年)もかけている。広告はおもしろくなっているので一息つけるので注目する必要があると思う。<題材:データ実例>
 確かに中身が充実していることは大切だ。しかし、『雑草とは、まだ、その美点が発見されていない植物のことである。』という名言もあるように、行間や余白の存在を侮ることはできないと思う。<主題:反対意見の理解><表現:名言の引用>

   講評   kako

 こんにちは、えむや君。よく考えて書くことができています。頑張りましたね。
 一つ目の理由に対する体験実例はよいのですが、この文章だけでは広告でるか記事として載っていたのか、すりは広告でもすごく小さく載っていたのかというようなことがわかりませんね。どんなふうに載っていたのかを書いておくとよいでしょう。データ実例については、選べたことは良いと思いますが、トヨタがどんな広告を出しているのか、どのように面白いのか、どんな広告で一息つくことができるのかなどを書かないと、えむや君が伝えたいことを読み手は理解することができませんね。最後の段落には、「名言の引用」をしてまとめることができています。名言とそれに続く意見とをつなげるために、少し説明を加えておくとよいでしょう。



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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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