国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   学童の遊びと勉強   なかじ君

 学童の遊びには、多くの想像力や抽象的思考がはいってくるからきわめて多彩になる。ダンボールに中に入って船長ごっこをしたり、女の子であれば、おままごと等。そうした中で交友、恋愛、結婚等という対人関係を学んでいく。
 さらに、ボール遊びでは、心身の機能を働かせるものとして成長する。また、ある心理学者が行った子供の観察では、5歳頃まではルールというものはただ存在するあるモデル。5歳からは大人の作った絶対的なもの。それ以上になると、強制的なものではない。ルールは集団の中の決まりで、提案すれば変えられるもの、というものになってくる。この考えかたが出来るようになれば、もう大人の考え方といえる。このようなことは、社会のルールというものも同時に学べる。
 私が幼いころには、マトリックスごっこやMIⅢごっこをしていた。なにかの道具をつかっていろいろなものをつくったり、ごっこの中でのルールをつくったり。手帳をつくってなにかを書き込んだり、さまざまなことをした。文房具屋でペンや手帳を買ってきて、なにかをつくろうとしたら壊れて台無しになったりもした。友達とのルールでトラブルがあったり、やってるうちに先生に怒られたりと、いろいろなことがあった。
 その中で、いろいろなことが学べた。例えば、物を大事にするとか、お金の大切さや友達との付き合いかた。そんなことを学んだ。
 しかし、勉強して学ぶべきこともたくさんある。数学で計算ができなければお金をだしてものを買うことはできなかっただろうし、国語で文法ができなければ友達とのコミュニケーションもうまくいかない。これでは遊ぶことさえできない。また、ある映画にあった話で、あるヒーローがいて、力の強い敵があらわれた。ヒーローは少し苦戦しましたが見事敵をたおした。すると、次は頭にいい頭脳派の敵があらわれた。するとヒーローはとても苦戦した。数々の罠にはめられてやっとヒーローは二番目の敵をたおした。このように勉強して知識をつけることも重要なのだ。
 遊ぶことと勉強。ひとつからは両方の知は得られない。遊んで人間関係や社会のルールを学び、勉強することで知識をたくわえる。こうした両立ができるのが一番の理想系だと思う。

   講評   kanera

【構成】…
<●複数の意見>では,とくに<◎体験実例>(項目表の第二段落ね)に基づいた意見が非常にしっかり書けました。

【字数・内容・表記】
どうでしたか?ウェブ上での作文送信は?

さて,今回の作文は,言葉の森の作文の書き方と照らし合わせると,第二段落(二つ目のまとまり)が非常にいい出来です。つまり,<◎体験実例>に基づいた<●意見一>です。この前に,<○要約>
の段落(第一段落)を作りましょう。

さらに,「しかし〜」で始まる<●意見二>(第三段落or三つ目のまとまり)の内容を膨らませます。

このようにして,第四段落で<●名言の引用>とともに<●総合化の主題>を書くワケ。なかじ君はもともとおもしろい文章を書くので,上記の作文の組み立て方をぜひとも身につけてほしいなと思ってま〜す(・ω・)bグッ

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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