創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   日本人が、淡泊であるかわりに   まじめさん

日本人が、淡泊である変わり持続力に欠けていると言われるのも、生活感覚に左右されているところが少ないのであるのだ。うるさいことは嫌いだというのだ。ごてごてしているのは、面白くないと感じるのだ。女性的言語が持久性の強い長編詩に結晶しないで、短詩型文学を生んだのは、やはり風土的因子によるものと考えるのだ。そらりと流す叙情が尊重されるのである。そういう和歌と俳句の相違はありながらも、実によく似ているのは、言葉のいわゆる論理に背を向けていることである。感覚的に全体を直感で把握するのだ。理屈ではなく直観に訴えようとする日本的なコミュニケーションの取り方は良いと思うのである。
 相手との心が通じ合うのは大切だと思うのである。その一つ目の理由は、相手に対しての相手との気持ちや思いやりの心が育つからだ。
 相手との心が、通じ合うのは大切だと思う二つ目の理由は、お互いに信頼できる関係であるからだ。平成六年度、日本の四季を代表する旬な食材のデーターを見てみると、春の一位は、タケノコで53.3%・夏の一位は、スイカで44.5%・秋の一位は、サンマで38.5%・冬の一位は、ダイコンで19.5%というデーターがある。これから見て日本人は素材を生かしたシンプルなものを大事にするのだと感じる。だから、文化的にもこってりとした理屈ではなく淡泊な文化を好むと思うのである。
 確かに、物事を理屈で考えることも必要だと思う。しかし、「辞書のような人間になることではなく辞書をうまく使えるような人間になることが勉強の目的である」という名言のように、短い言葉を効果的に使うことが大切であると僕も思うのである。
 

   講評   utiwa

 こんにちは、まじめさん。今回は、パソコンで送ってくれたのですね。記録が残るので、できれば次回からパソコンで書くようにするといいですね。

まずは、清書のアドバイスから。第一段落の要約は、同じ内容の文章が重ならないように気をつけましょう。たとえば「うるさいことは嫌いだというのだ。」と「ごてごてしているのは、面白くないと感じるのだ。」は同じ意味ですから、どちらか一つにします。もうひとつ。要約と自分の意見は段落を分けてください。「理屈ではなく直観に訴えようとする日本的なコミュニケーションの取り方は良いと思うのである。」は次の段落に書きます。
第三段落。「お互いに信頼できるから」という理由を裏付けるのであれば、「日本人はお互いにわかりあえている」ことを示すデータを入れるといいでしょう。
項目は全部入っていますね。全体の構成も整ってきました。
4月からは、また新しい課題になります。感想文の書き方も身についてきたので、指導日までに要点や意見をまとめておくようにしましょう。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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