国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ハエ?人間?   なの花ナナちゃん

わたしが一番いんしょうに残ったところは、今日の日本人の平きん的子どもの数は、2、2人、すなわち二人か三人、ハエは、200から300のたまごを生みます。このじゅみょうと子どもの数で考えると、イエバエは一年間にものすごい数にふえることになります。というところです。ここを読んで、わたしは、大はばにハエのたまごの数が多いけど、ハエのじゅみょうは短いと思いました。
 ハエが全部生き残ると半年で100億ひきになると書いてあって、仲間はたくさんいるけど、やっぱりわたしは長生きしたいです。ハエにしても人間にしても、自分自身は一人だから、じゅみょうが長い方が得な気がする。だから、わたしは人間でいてよかったと思うのです。
 もし、鳥や人間がいなかったら、地球はすごいことになってるだろうなあ。でも、実さいは鳥に食べられたり人間がつぶして死んじゃうわけだから、全部はいき残らないし、そんなハエじゃなくってよかった。と思います。
 それと、人間の子どもはすぐに死なないから、その間役に立たないと書いてありますが、わたしは、お母さんのお手伝いもしているし、(たまに)それに、お母さんのいやしになっているし、ハエのこやしにもなってるし、(ダジャレ表げん)がんばって生まれてきたし、わたしは十分役に立っています!
お母さんは、
「一度にあんなにたまごを生めるハエのお母さんって大変だなあ。でも、産んでそのままほっておけるってすごーくうらやましいなあ。いちいち料理せんでもそこら辺のものにたかって食事ができるし、空も飛べるなんて、考えようによってはハエの方がよかったかも・・・。」
と、言っていました。(前の話・聞いた話)わたしも、このことを聞いて、(まあ・・・こう考えてみると、そうかもしれないなあ。)と思えてきました。でもやっぱり、人間がいいかな・・・?(心の中で思ったこと)(ですます)

   講評   mae

 ハエといえば、夏、蚊と同じようにブンブンいやな音をたててとびまわる、いわば「きらわれもの」。でも、この長文を読んでみると、ハエについていろいろなことがわかりますね。たった二週間しか生きられないハエ。今年の夏はハエがとんできても、ハエたたきは使わないでおいてあげようかな、といっしゅんだけ思いました(笑)。
 さすが、なの花ナナちゃん、おもしろい感想文になりましたね。もしも鳥や人間がハエを退治しなかったら、地球はハエだらけで、大気のかわりにハエがたかっている・・・・・・というじょうたいになりかねません。想像したら気持ち悪くなってしまいました(笑)。
 また、長文に対して反対意見、「子供だってこんなに役に立っているんだ」というのには笑ってしまいました。でも、考えてみればそのとおり、なの花ナナちゃんは家族の「いやし」だよね(こやしにかけたのもうまかった!)、十分役に立っています♪
■題材(前の話・聞いた話) うーむ、お母さん、毎度するどい意見でおもしろいですねー。人間の赤ちゃんは数は少ないかもしれないけど、手がかかるのですよ〜。ハエがちょっぴりうらやましいなあ、なんてね!

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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