創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   「ヒトとイエバエの対比」と読んで   クローバー

 ヒトとイエバエの対比を少し進めてみると大きさはいうまでもないでしょう。しかも一生が短いから、この間に抵抗性のないものが生きのこり、ハエの群がすべて、抵抗性のある個体に入れかわる結果になります。ところで、ハエのすばらしさはスピードの調節のみごとさです。私はこの長文を読んで一番びっくりしたのは、「ハエの郡が全て抵抗性のある個体に入れかわる」ということです。人間が、抵抗性のあるものだけが生き残るようになったら、すごくおもしろいです。みんなすっごく長生きして力のないものは死んでいく。そんな社会になったら、すごく不思議だな、一度だけそんな世界に行ってみたらおもしろいだろうなあ、と思いました。
 私は、イエバエについてあまり知らないので、調べてみました。うしろ羽はしゃもじの形をした「平均こん」に変形します。幼虫のえさとなるものに長い産卵管をさして卵をかためて産むそうです。成虫の体長は約六ミリメートル程度で、日中は食卓・居間などで活動し、夜は天井面に静止しています。畜産農家で多く見られる種のひとつで、夏場に生糞の上に卵を産み付けるそうです。
 私は、ハエの運動性と、自分の運動性を比べてみました。ハエは、すぐに飛び立ってすぐに着陸できます。まるで磁石のようです。私は跳び箱をするときでも何でも助走が必要。助走を思いっきりしたら、助走だけで疲れてしまったことも。五十メートル走のタイムを計るとき、力を抜くところが早すぎてタイムがすごく遅くなったこともありました。ピタッと動きピタッと止まる。それだけは、とても単純なことに思いますが、できたらどんなに楽チンでしょう。無駄な動きを少しでもなくして体力を温存したいです。そして長生きできるようにしたいです。
 私たちにとって害虫であるハエ。でもハエは私たちにはない長所をたくさんもっていました。ハエも私たちを見習い、私たちもハエを見習い、ハエを害虫として扱わないような工夫ができたらいいです。
<<表記>>

   講評   hoemi

《三文ぬきがき》 分かりやすくまとめられていますね。長文の内容をしっかり理解できています。
《似た話》 イエバエの生態についてよく調べられましたね。イエバエのことを、クローバーちゃんの説明を読んで少し知ることができました。また運動性という観点からハエと自分を比較する話をうまく展開できましたね。たしかにハエの持つ運動能力はすばらしいともいえますね。
《たとえ》 <まるで磁石のよう>とはおもしろいたとえをかんがえられたね。パッと飛び立ち、ピタッとはりつくようなところが本当に磁石そっくりですね。
《心の中で思ったこと》 ハエにはハエなりの生き方があるということだよね。ハエ=害虫という概念が人間の中から消えればうまくやっていけるかもしれないですね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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