創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   必要な「狂気」   クララ

  キリスト教徒に限らず人間として自覚を持った人間、すなわち、人間はとかく「天使になろうとして豚になる」存在でありしかも、さぼてんでもなく亀の子どもでもない存在であり、更にまた、うっかりしていると、ライオンや蛇や狸や狐に似た行動をする存在であることを自覚した人間の、憤然とした、沈痛な述懐にもなるかもしれない。我々が正気だとうぬぼれている生活でも、よく考えてみれば、大小の「狂気」の起伏の連続であり、「狂気」なくしては、生活は展開しないこともあるということは、奇妙なことだ。冷静と反省とは、非行動と同一ではありません。最も人間的な行動の動因となるべきものだ。錯誤せぬとは限りません。しかし、常に病患を己の親善の姿と考えて、進むべきだろう。(要約)私は「人間には狂気というものが必要だ」という意見に賛成だ。(是非の主題)
  私が作者に賛成する第一の理由は、狂気と呼べるような集中力がなければ何かを成し遂げることはできないからだ。狂気と呼べるものがないと、人生はつまんなくなってしまう。ただ、学校に行って、家に帰り、宿題やって、寝る、という人生はつまんないだろう。(複数の理由一)私はアメリカでバレエをしている。一週間に六日バレエのクラスがある。クラスが始まると、何でもかんでもが、頭から吹っ飛んでいく。バレエに集中する。学校のことも、家のことも。バレエは私の気持ちを表せる時期だ。バレエは私の命だ。バレエなしでは、私が生きている意味がなくなるのだ。それ位、私はバレエが好きなのだ。(体験実例)
  私が作者に賛成する第二の理由は、平凡な毎日は退屈してしまうからだ。世の中にいるほぼの人間は、平凡で退屈な人生を暮らしていないだろう。その中の人間たちは、目的があるから、今やっていることをやっているのだ。何の意味も無くやっているのではない。(複数の理由二)アメリカのウェブサイトによると、今年のアメリカの一月に、六万八千人が仕事のために会社を電話した、記憶が残っているこれを見れば、どれだけ、アメリカだけで、目的を持っている人を数えたらすごい。それぞれの国が、これ位仕事を探している人がいたら、いいことだ。人それぞれ自分の目的に届くまで頑張っているという証明になるからだ。(データー実例)
  確かに冷静に判断することも大切だ。(反対意見への理解)しかし、『行動するためには、多くのことに無知ではなければならない。』(名言)の名言のごとく、何かを成し遂げるためには、狂気が必要だ。狂気がなくては、平凡な毎日を暮らしていることだ。人間一人一人が生きている理由は、何かを成し遂げるためだ。何もしないでこの世の中に住めることはありえない。毎日頑張って働いている人たちは、お金を儲けて、家に住めて、食事も食べられる。そういうふうに、生きていない人は、ちゃんとした家に住めないし、食べ物も食べられたとしても、身体に良いものは食べられないだろう。だから、私は人間には狂気が必要だと思う。(是非の主題)

   講評   ogi


 今年もたいへんよくがんばりました。

  

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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