低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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目標とは あまぐり
「あ〜ぁ、今日も寝坊しちゃった。」(書き出しの工夫)
僕の目標は早起きをすることだ。僕はいつも目覚し時計で起きようとするのだがすぐに止めてしまい、母親に起こされいやいやながら起きるのだ。僕が理想とするのは目覚し時計に設定した時間に気持ちよくパッと起きる。これが僕の目標だ。
僕がこの目標を立ててのはある出来事があったからだ。その日は目覚まし時計をセットするのを忘れてしまい、寝てしまった。次の日、母親は兄の弁当作りなどで僕を起こす時間が遅くなってしまった。僕はいつも母親に起こしてもらうときは学校には間に合うが準備をゆっくりとしていられず、テキパキと動かなければ学校に遅刻してしまう。母親が弁当作りを終え僕の名前を呼んだ。僕は目覚めた途端に時計を見た時計の針は僕が学校に行く時間5分前を指していた。僕はそのときまるでホラー映画を見てえいるときのように冷や汗を掻き始め飛び起きた。机を見ると僕の分の御飯があったが食べるひまも無く、歯を磨き顔を洗い家を出た。母親が「御飯食べて行きなさ〜い」といっていた僕はそういうことに耳を傾けていたら学校に遅刻してしまう。「あ〜バス間に合った。」僕はほっとしたせいかバスの中で眠ってしまった。「次は終点鎌倉、鎌倉」僕はこの言葉を聞いたとたんに、目がパッチリ開いた。僕が降りるバス停は終点の3つ前だ。時計は8時30分挨拶が行われる時間だ。僕はバスから飛び降り学校に向かって猛ダッシュ。かなり距離があるため走るのに体力がかなり必要だった。朝御飯を食べていない僕には到底無理なことだった。少し走っただけでお腹がぐ〜ぐ〜となる。(笑)学校に着いたときは10分遅刻した。朝寝坊はよくないところがつくづくわかった。これからも朝早く起きることを心がけようと思う。
人間にとって目標とは成長させてくれる道しるべである。
講評 jun
学期が変わり、新しい項目も加わりましたが、新学期最初の作文からすべての項目に◎がそろいました。よくがんばりましたね。
<構成>●書き出しの工夫
朝起きたときのひとりごとから書き始めることができました。朝、気持ちよくパッと起きるのはなかなかむずかしいですよね。
<題材>●体験実例
なぜ、目覚まし時計に設定した時間に気持ちよく起きることを目標にしたのか、その理由となる出来事をくわしく書くことができました。寝坊をした上に、バスの中でもまた眠ってしまたっとは……。バスに間に合ってほっとしたのが災いしたようですね。それにしても、朝ごはん抜きで猛ダッシュはつらかったことでしょう。
<表現>●たとえ・ユーモア表現
「まるでホラー映画を見ているときのように」というたとえが使えました。ユーモア表現もばっちりです。
<主題>●一般化の主題
「人間にとって」という言葉を使って、目標についてまとめることができました。確かに、目標があるからこそ人は成長できるのでしょうね。
■最後の段落が1行というのはさびしいので、この後に、だからどうしていきたいのかなどを書き加えてみましょう。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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