国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   あだ名とは   ゆうたん

 私は、みんなに「ゆうちゃん」とあだ名で呼ばれている。姉や妹も「あやちゃん」「ひなちゃん」と呼ばれている。私は、あだ名はあってよいと思う。
 そう思う第一の理由は、同じ名前の人が何人かいたとき、あだ名があればどちらを呼んでいるかわかる。私のクラスには、「M」という人が2人いた。新しいクラスになったばかりの頃は先生もクラスのみんなも「M」と苗字で呼んでいたから、どちらの宮本か区別がつかなかったが、1人は宮本の「みーちゃん」でもう1人は下の名前がしゅうただったから「しゅうちゃん」とあだ名をつけた。それからは、どちらのMかすぐにわかるようになった。クラスには、下の名前が同じ人もいた。その、「みーちゃん」の下の名前はなおきでもう一人なおきがいた。テストを返すとき、先生が
「なおきー。」
と呼ぶと、その2人のなおきが返事をするので、1人は「みーちゃん」でもう1人は苗字と名前の最初の言葉をとって「かわなお」とあだ名をつけた。先生もなるべくあだ名で呼ぶようにしていたので、もう間違えることはなくなった。
 あだ名はよいと思う第二の理由は、あだ名で呼ぶほうが親しみがわいてくるからだ。新学期だとまだ親しい友達があまりいないことが多いのでみんな「さん」をつけて呼び合うが、例えば消しゴムをかしてあげるときに、
「○○さん、消しゴムかして。」
というと、消しゴムもかしにくいし仲良くなりにくい。
「○○ちゃん、消しゴムかして。」
と言われたほうが、消しゴムもかしやすいし話しやすい。
お互いに仲良くなるためにも、あだ名は良いと思う。
 確かにあだ名は、時に悪口になったりその人を傷つけてしまうこともある。しかしあだ名は、相手をよく理解し、コミュニケーションをとるために必要なものである。お互いあだ名で呼び合えば、友達との仲もずっと深まる。だからあだ名は良いと思う。

   講評   onopi

 中学生の課題になって初めての言葉の森のお電話になりました。これからは意見文を書いていくことになりますが、まずは全体の流れを把握することからはじめてほしいと思います。今回の意見文を読んでいる限り、それは大丈夫のようですね。全体の流れをうまくとらえて書くことができていると思います。
 第一段落で是非の主題をおさえ、第二・第三段落を通してそう思う理由と実例をあげていくことができました。その後、最後の段落で反対意見への理解を示して、最後に自分の意見を述べることができています。流れはこのような感じでいいです。次回は名言の引用についてお話します。
    


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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