創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
今年の目標 しゅんしゅん
「絶対に合格するぞ。」
ぼくは、いきたい中学がある。どうしたかというと、兄や友達のやすくんが通っているからだ。ぼくが、ボールで遊んでいると、
「遊んでないで勉強しなさい。」
と言われる。ぼくは、そう言われると
「わかったよ。」
とめんどくさそうに言う。塾の先生はときどき、
「今のうちから、勉強したほうがいいぞ。」
と言う。みんなは
「はーい。」と答える。ぼくもつられて、
「はーい。」と言った。
母は、ぼくが勉強しているときに、
「いろんなことを我慢しないといけないけど、できる?」
と聞く。ぼくは、じっくり考えて
「たぶんできる。」と言った。
六年生になって、塾は五年生の時よりつらくなった。休みの日は木曜日だけだ。日曜日は、テストがあったり、補習があったりする。だけど、合格するために頑張りたい。友達といっしょのところに行きたい。テレビも本当に見たい番組だけにしている。
ぼくが、まんがを読んでいると、
「まんがを読まないで、どうせなら歴史まんがでも読んでなさい。」
と母に言われる。ぼくは、
「へーい。」
と、まるで落語の平林に出てくる小僧みたいに言った。歴史まんがはふつうのまんがより、勉強になるし、まんがで読んだら、歴史のことがよくわかるし、さらにおもしろい。勉強は工夫をすると、ちょっと変わった面白さが感じられる。
勉強はわけわかめだけど、大事だ。勉強することは、将来のためにも大切である。
人間にとって勉強は喜びを与えてくれるものである。
講評 miri
いよいよ6年生だね! 強い決意が書き出しのくふうで表現できました。その後、会話をうまく使って、「勉強」と「自分」の関係を説明しています。 いろいろな誘惑はあるし、勉強はたいへん。しかし、自分のためには、やらなければならない。そんな気持ちがたいへんよく表現できています。歴史マンガは、一石二鳥のなかなかよい案ですね。「勉強は工夫をすると、ちょっと変わった面白さが感じられる。」これに気がついたら、鬼に金棒ですね!!
全項目、うまく入れることができました。特に結びの部分は、りっぱに書けましたね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
|
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)
| |