創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   h2009-aptw   ハチロク

 「ふしぎ」と言えば、「私」という人間がこの世に存在しているということほど「ふしぎ」なことはないのではなかろうかいったい「私」とは何ものであるのかが根本的な「ふしぎ」のようである。このようにして自分の人生を生きるとき、死ぬときにあたって、自分の生涯そのものが世界のなかで他にはない唯一の「物語」であったこと、「私」という存在のふしぎがひとつの物語のなかに収められていることに気づくことであろう。自分の人生を豊かで、意味あるものとするために、われわれはいろいろな「ふしぎ」についての物語を知っておくことが役立つのではなかろうか。要約
 『私』は、社会、国語などの文系教科が得意だ。頭文字Dの走り屋ランクはA2ぐらいで、湾岸ミッドナイトだとB7位。頭文字Dの今の勝率は50%だ。車のゲームにはセンスが有って、コースを一周したら大体挙動が分かる。しかし、勉強のセンスはゼロに近い。しかし、このようなことがいくらわかっても、『私』自身を説明したことにはならない。
 確かに、客観的な指標は大切だ。そのことによって人間には目標ができるし、努力もできる。例えば、私はこの前の英単語テストが40点中34点だった。合格には、あと1点足りなかった。だから、今度はローマ字読みで単語を書かないで、英語としてのスペルを覚えて書きたいと思う。
 しかし、同時に、人間には他人との比較では測れないものがある。私には夢がある。それは、昔ブームになった絶版の旧車を復活させる事。しかし、その夢があるから、自分が生きている意味がある気がする。世界で初めて飛行機を飛ばしたライト兄弟も鉄の巨体をそらにし飛ばすという、当時有り得ない事を本当にやってしまった。
 確かに、人間には、他人との比較の中で評価される自分と、自分自身の物語の中でわかる自分とがある。大事なことは、名言の通り、ロバが旅に出たところで、馬になって帰ってくるわけではない。総合化 その二つのバランスをとって現実の社会をたくましく生きていくことではないだろうか

   講評   nane

 体験実例は、いい例を考えついた。確かに、数字で他人と比較できることは自分を表すのに便利だけど、本当の自分がそれで表せるかどうかというのが疑問だからね。
 テストの点数などの客観的な指標は確かに役に立つ。こういう点数がないと、自分がどこまでを目標にすればいいのかわからない。特に、人間は、漠然とがんばるのではなく、目標を持ってがんばることに向いている。世の中にあるいろいろな競争やノルマも、こういう人間の性質があるから生きてくる。(ただし、レベルがある程度以上になると、他人との比較よりも自分自身の納得の方が問題になってくるようだけど)
 絶版の旧車を復活させるというのは、自分らしい夢だね。そういうクラブ活動などがあると面白い。
 名言と総合化もうまくまとめた。この級は難しいけど、よく書けているね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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