国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   不思議と言えば   MAXやまびこ

いったい私とは何者であろう。このことは人間にとって、もっと根本的な「ふしぎ」のようである。この「ふしぎ」な存在についてある程度、これが私だという実感をもたないと、うまく生きていけない。生まれてから、だんだん成長していく子供を見ていると、その時期に応じて、「私」という感覚を身につけていくのがわかる。二歳になると、「これは自分がするのだ」という明白な意思を表明する。あるいは、「いや」という拒否を示す。これは私という存在でこそ言えるのである。外界に対して、それに対する存在として「私」が意識される。
 確かに客観的な指標は大切だ。そのことによって人間には、目標ができるし、努力もできる。体験から、例をあげると、前期の期末テストの時、英語の点数が、七二点だった。だから今度は、もっと点を挙げるというのを目標に、してがんばったら、次の期末は、八五点だった。このように指標は、大切だと言える。
 しかし同時に、人間には、他人との比較では測れないものがある。私には夢がある。それは、他の人から見れば、あまり空想的で子供っぽいが、しかしその夢があるから、自分が生きている意味がある気がする。世界ではじめて飛行機を飛ばしたライト兄弟も、鳥のように空を飛びたいという小さな夢をかなえたのである。
 このように、人間には、他人との比較の中で評価される自分とがある。その二つのバランスを取って、現実の社会をたくましく生きていくことではないだろうか。

   講評   kira

 MAXやまびこくん、こんにちは。自分というものの「ふしぎ」に気付き、それを確かめようとして私たちは生きていきます。
 そのとき、客観的な指標をつかってみることは大切ですね。テストは決してライバルと勝敗をつけるためにあるのではないですが、自分の位置はわかります。
 反対に、他者とは比べられないものもあります。目標や夢ですね。ライト兄弟の例もいいですが、自分のこともどんどん書いてみよう。
 自分のとらえ方には二通りありました。そのバランスをとって、未来へむかってたくましく生きていくことがいちばん大切ですね。

★名言の引用もがんばってみよう。


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