低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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ミイラの世界 まっち♪
ミイラを取りにいった人が、目的をはたせずに、自分もそこで死んでミイラになってしまうこと。ミイラをくだいて粉にしたものを、けがした人や病気の人にのませると、とてもききめがあるといわれた。日本でも、墓の深い穴にはいりこんで、でられずに死んだ人が多かったという。わたしが一番ビックリしたことは、王様の愛犬までミイラにしてしまうということです。
わたしがカゼ気味になった時、お母さんが「PL(ピーエル)」という薬を飲みなさいといわれたので飲みました。すると、飲んでビックリ!その薬は苦くてまずかったのです。
「うえ〜!!」
わたしは思わず吐き出しそうになりました。でも一生けんめいにふんばります。苦かったけれど飲みこめました。まるで地獄のそこへ落ちたみたいでした。
もし、わたしがミイラになったら、死の国で副そう品と遊びたいです。日本の女王だった『卑弥呼』という人の墓は墓に約百人のどれいが生き埋めになったそうです。この話をきいた時、背すじがゾクッとしました。
わたしはこのお話を読んで、あらためてミイラの世界はおくが深いんだな〜と思いました。
講評 ito
まっち♪ちゃん、こんにちは。
今週は目標の字数、400字を突破しましたね!
感想文は難しかったでしょうが頑張りました。
【構成:三文ぬきがき】
本文の内容が伝わる三文を、うまく選んで抜き出せています!
【題材:自分だけがしたこと】
風邪を引いて薬を飲んだ時のこと、それが苦しかったことがしっかり書かれています。
薬の名前まで出しているのが具体的でいいですね。
【表現:たとえ/ダジャレ表現】
「まるで地獄のそこへ落ちたみたい」なんて、よほどおいしくなかったのですね。(笑)
苦い薬を飲んでしまったつらさと同時に、どこか面白さ(ユーモア)も感じる、良い表現ができていました。
【主題:心の中で思ったこと】
「ミイラの世界は奥が深い」と、題名につながる結びになっており、非常に上手です。
また、その前の「背すじがゾクッと」したというところも、「心の中で思ったこと」に近い書き方になっています。
「自分がミイラになったら、副葬品と遊びたい」とは、面白いアイデアですね!
これからもこの調子で頑張っていきましょう。
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