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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   読書の楽しみは   バービー

読書の楽しみは
 
 読書の楽しみは一人で出来る楽しみです。しかも、当方の体力とはほとんど関係がない。老人子供、病人でも、多くの場合には、それぞれ読んで楽しめます。疲れている時でも、易しい疲れない本を選びさえすればよい。しかもカネがかからない。それでは読書そのものに、どういう種類の楽しみが伴うでしょうか。それは人により、本によって違うでしょう。≪構成≫
 もし私が≪題材≫、映画、ビデオ・テレビと読書の中から一番好きなものを選ぶとしたら、私は映画を選びます。どうしてかというと、映画だと読書よりものすごく迫力が出るし、音も出て、動いたりするからとても印象的です。それに、ビデオ・テレビよりも映画の方が良いと思った理由は、映画の方が大きいスクリーン(画面)で見れるし、映画だと、好きな時に見れるからいいと思いました。どうしてかというと、テレビだと、その時間/その時にあわせないと見れないけど、映画だとその映画が終わるまでの期限の中で自分の都合のいい日に見にいけるので、映画が一番いいと思いました。
 私は一度、こんな体験をしました。
 私が弟と一緒にバスに乗っていたときにおきました。私と弟はローカルバスで毎週土曜日補習校から帰っています。なので、ローカルバスは慣れているハズ!なのですが、たまに二人して本を読んでしまうので、一回、バス停を乗り過ごしそうになったことがあります!その時は、本に熱中(夢中といった方がいいのかな?)いや夢中になりすぎて、今何処にいるのすら忘れていました。 笑
正直言ってあの時はものすごく焦りました。 笑 ≪表現≫
今度から、バスの中で本を読まないようにします。
 人間にとって読書はやっぱり大切で必要な事だと思う。それに、本は結構面白いと思う。どうしてかというと、本を開くと、『すぅぅぅっ』と別の世界にいったみたいになって、≪表現≫飛行機なんかに乗らなくても、本一冊ですぐいけるので、とても素敵だと思います。≪主題≫

   講評   takeko

新しい課題で、ずっと休み宿題になってしまいましたが、ほんとうによく書けましたね。
「要約」長文もむずかしくなってきましたが、一人で読んでよく理解して、じょうずにまとめられました。
「体験実例」バービーさんが一番好きなものは「映画」、でも「読書も大事」なのですね。そうすると、「映画」についてどうして好きなのか書いている段落のあと、「読書」についての体験が書いてありますが、読んでいる人には、この二つの段落のつながりがわからなくて「?!」となってしまいます。映画が一番好きなのに、なぜ急に本の話・・・?とめんくらってしまうのです。だから、段落の話題のつながりを考えて、
「映画が一番いいと思いました。しかし、私は本も好きです。一度、こんな体験をしました」と、つなぐ文を入れてください。この本についての「体験実例」は「ユーモア表現」も入っていておもしろい段落です。この段落の最後は、「今度から、バスの中では本を読まないようにします」と終わり、ここがまた、すぐ次に「人間にとって読書はやっぱり大切で必要」と書いてあると、また、「?!」となってしまいます。バスで読んで乗り過ごしそうになるのは、だめではないか、なのに「大切で必要」とはどういうことだろう?と。
ここも、つながないといけません。どうするかというと、今度は、「バスの中では本を読まないようにします。けれど、どうしてそういうことがあったかというと」として、最後の段落に入れた、「本を開くと『すぅぅぅっ』と・・・からとても素敵だと思います」をここに入れます。そして、「自分の想像力で別世界に行けるということが、映画とちがういいところです」などとすれば、「読書は大切で必要」とつなげても、読んでいる人には、よくわかるようになります。それから、「想像力がやしなわれるし、いろいろなことばの表現を覚える」などと、長所を書いて終ります。

課題を全部入れるとともに、「読む人にわかるように書く」ということを意識して読み返してみるといいですよ!

「連絡事項」
もし、次回もお電話が通じなかったときは、この作文を上に書いたように書きなおして、清書にしてくださいね!
書き直しは、今回の場合、いい勉強になると思います。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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