国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   時間   かせり

 一つ目の方法は物事に熱中することだ。私の家ではゲームもテレビもほとんどつけずに勉強や遊びに集中できるようにしてある。そのため、小さい頃から私は暇な時間はほとんど読書に使っていた。学校の図書館で本を何冊か借りてきて、宿題が終わると待ってましたといわんばかりにご飯の時間まで読んでいることが多かった。今年の初めのほうはなぜか宿題ややることが少なく、私はまた小さい頃のように図書館で本を借り、家で読むことにした。借りた本は、「トワイライト」という映画にもなっているベストセラーだ。友達の間でも流行っていて、私は前から読みたいな、と思っていたのだった。家に帰って読み始めると、もう夢中になり、宿題も忘れて読み始めてしまった。それからニ週間、四巻全部を読み終えるまで私は家に帰ったら本を読み、少ししかだされていあいため、寝る直前に宿題をすませることになってしまった。すると、今までより私はストレスを感じにくくなり、より明るくなってきた、とも言われるようになった。少し前まではいつも慌てていたが、時間ができ、好きなことに熱中するだけで私は余裕をもてるようになったのだ。
 二つ目の方法としては、ゆとりを持って生活することだ。私の学校は夏休み前になると急に宿題やテストが多くなる。夏休みが始まる一日前まで皆必死にほとんど徹夜状態で勉強することになる。去年もこのように、私は必死に勉強した。そして待ちに待った夏休みに入り、親戚の家に遊びにいった。そこには七歳の女の子と四歳の女の子がいる。四歳の子とその子の母親と一緒に買い物にいったとき、私はとても楽しかった。私と母が買い物するときはいつも学校帰りのため、兄たちが帰る前に帰らないと行けないといつも慌てながら急いで買い物する。しかし、小さい子がいるためか、時間がとてもゆっくり流れていった。時間をかけて色々なお店を周り、途中でお茶をし、それから試食コーナーなどをまわりながらゆっくり買い物をした。すると、今までより買い物が楽しく、夏休み前の疲れもとれた気がした。
 確かに、時間を有効に使うことも大事だ。しかし、「自分が考えるとおりに生きなければならない。そうでないと、ついには自分が生きたとおりに考えるようになってしまう」という名言のように時間に縛られずに生きることが大切だ。余裕をもって生き、物事に熱中し、ゆとりをもつことは現代人にとって必要なことではないだろうか。

   講評   tama

 内容は非常によいですが、「何のための方法であるか」(生き方の主題)が抜けてしまったようです(キーワード「私は…生きたい」)。書き出しを工夫してもいいでしょう。

 課題が難しくなり、忙しい時期と重なったためたいへんだったと思いますが、よくがんばりました。

※ 30日はお休みです。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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