国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日2426 今日2539 合計54875
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   日本語の中の。   ここあ

 日本語には「水」と関係のあるオノマトペ(犠声語・擬態語)が多い。これは、同質社会では伝達という機能を発揮できるが、異質な文化の中にある人には通じないものである。これらの擬声語・擬態語は少々文章で表わすには幼稚ではある。低次な言葉ともいえるであろう。しかし、見方を変えれば、言語と音楽の接点にあるともいえる。犬のワンワンや猫のニャーニャーなどが例である。確かにパッと見幼くはみえるものの、日本人同士の会話においては、微妙なニュアンスを的確に、豊かに表現することができる。音の上がり下がりや、水のせせらぎなど表現のしづらいものもいろんな言葉で相手に伝えることができるのだ。このような、豊かな表現を、わたしも身につけ、生きていきたい。(生き方の主題)
 そのための方法の一つ目は、読書をたくさんすることだ。(第一の方法)豊かな表現をするには豊かな表現に、できるかぎりたくさん触れておいた方が良いに決まっている。そこで、本を読むと、様々な表現にめぐり合える。人の感性はいろいろとちがう。だからこそ、違う人の本をできるかぎり読むことで、他の人の感性にも触れることができるわけである。
 また、第二の方法としては、様々な場所に行ってみるのも大切だ。(第二の方法)いろんな所へ行き、体験し、体感し、音に耳を澄ませることで、それにぴったりしっくりとくる豊かな表現が見つかることであろう。そうすることは、心の栄養補給にもなるのではないのだろうか?美しい景色を見て、感動し、滝の音を聞いて心を癒し……。そうしているうちに、自然と表現力が育まれそうな気がするのである。
 確かに、抽象的で分からないこともあるかもしれない。事実だけを淡々と伝えた方がわかりやすいかもしれない。しかし、「すべてに効く薬は、なににも、たいしてに効かない」という名言があるように、私は、言葉の豊かな表現力の源である、擬声語・擬態語を大事に守っていきたい。(反対意見と名言の引用)

   講評   koni


【複数の方法】 方法を二つ挙げることができました。

【体験実例】 一つ目の実例では、最近読んだ本の紹介をしてもいいね。気に入った歌詞を紹介するのもいいかな。歌詞は短い分、印象深くて記憶に残るからね。
「季節によって変化する空の色を文や絵で表現してみること。」などと具体的な説明を少し加えておくといいかな。

【ユーモア表現・名言の引用】 よくできています。「心の栄養補給」という表現もすてきですね。

【生き方の主題・反対意見の理解】 よくできています。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)