国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   大笑いしたこと   その

 「ハハハハハハハハ」
クラス中が爆笑した。私は、大笑いをしたことがある。私はいつも大笑いをしているが、その中で特に面白かったことがある。
 ある日の授業、私達はいつも通りに算数の授業をしていた。いつも私達はうるさいのだが、その日は直方体を作るという集中する作業だったので大人しかった。
「じゃあ出来た人は教科書○○ページをやりましょう」
先生がみんなに聞こえるように大きな声で言った。しかし、私の席一つ分あけたとなりのM君が、
「ふぇ?何て?」
とまるでおじいちゃんのように言ったのである。みんなや先生はわざとらしいと爆笑したが、
「真面目に聞こえへんねんて」
と本気で言っていた。それが最近増えてきて、給食中には友達の言っていることがわからなくなることだってあるのだ。それに、
「♪ミッフィー〜かわ〜いいうさちゃん」
や、
「♪いつかきっとできるよね」
とか、CMで流れているような曲ばっかり突然授業中に歌い出したりするのである。でも、いつもクラスを笑わしてくれるのである意味ありがたい。また、先生のことを
「ねぇ、これみてみてお母さん」
と、先生のことを三度くらいお母さんと呼び間違えたり、いわゆる「天然」みたいなのである。
 人間に取って大笑いはストレスを発散したり、いやなことを忘れさせてくれたりすることであり、人を明るく楽しくさせてくれるものでもある。                        

   講評   kiri



 こんにちは。今回は「大笑いをしたこと」という課題だったね。今は、笑いは、健康にもいいと言われ、病院などでも、積極的に患者さんに笑ってもらおうという試みもあるね。

<構成> ●書き出しのくふう…「ハハハハハ」とこの課題にふさわしい書き出しができました。この課題は笑い声ではじめるのが一番だね。
<題材> ●体験実例…クラスメイトのM君は、クラスを明るくしてくれる男の子だね。どんなふうなのか、教室でのようすが会話文を入れてとてもわかりやすく書くことができました。
<表現> ●たとえ・ユーモア表現…Mくんの声のようすを「まるで」を使って上手に表現できました。想像すると、読んでいる方も笑えてきます。思わず「あはは」とわらってしまいました。
<主題> ●一般化の主題…笑うことによって、気分もよくなることが多いね。この笑いの効用を生かして、楽しい人生にしたいね。最後の段落も、前向きで気持ちのいい結びとなりました。

☆ 人間に取って → 人間にとって                       
                   

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