国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日3330 今日1663 合計7559
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   今、うちの金魚は・・   ビクトリア

 「あっ、ちょっと琉ちゃん大きくなった?」
「本当だね、金ちゃんもじゃない?」
「みんな、大きくなったね。」
 私が金魚をかいはじめてから、半年ほど月日が流れています。春ごろになって、友だちのミーちゃんが遊びに来てくれた時のことです。あれ、金魚たち一回り大きくなったかな、と思ってかんさつしてみました。
「うん、大きくなってる。5ミリメートルぐらい。みんなね。」
ミーちゃんはそういってくれました。私はうれしい気持ちになりました。特に一番小さい琉ちゃんには、やったー、大きくなったね、と言ってあげました。金ちゃんは少し大きくなったな、と思いました。出目ちゃんは相変わらずでかいです。あと、琉ちゃんが大きくなったせいか、泳ぎ方がゆったりしてきました。体が重いのかな。どのくらい重いのだろう。そう思いながら琉ちゃんを観察していました。
 私は、友だちのミーちゃんが金魚をかっていると聞いたので、どんな金魚がいるのか、何びきいるのかを、しつ問してみました。すると、ミーちゃんは、
「10ぴきいて、オランダと、出目金と、琉金がいる。琉金が6ひき、出目金が2ひきオランダが1ぴきかな。子どもも合わせて2ひきだった。」
「多いなあ、そしたら大きな水そうでかっているでしょう?」
「うん。だからげんかんのげた箱においてあるんだよ。」
なるほど、金魚が多いってことは何年も育てているのかな。子どもがいるっていってるから。そう考えました。
そしてその日から、数日後、ミーちゃんのうちに遊びにいくことになりました。すると、予想していた通り、水そうがとても大きいのです。おかげで十ぴきの金魚たちは広びろーとくらしていました。そして、金魚たちをかいつづけてから三年たつそうです。さすがに3年もかっているから、ミーちゃんがくるとすぐに集まっていました。まるで、うしろにも目がついているかのように、パーっといっしゅんでとんでくるような感じです。
私の金魚も、人になついてほしいなあ、と思います。なぜかというと、集まる時がすごくかわいいからです。私の所に集まってくると、まるで自分がお母さんになったようなやさしい気分で気持ちをいやしてくれるのです。いやしなら、ご近所の金魚に負けません。

   講評   onopi

 金魚を飼い始めて半年ぐらい経ったようです。飼い始めた時よりも大きくなっているとうれしいものですね。お友だちとの会話文を使って書き出しの工夫をした後、第二段落にかけて金魚たちを観察した話を書けました。大きくなっていることに気づいてうれしくなって金魚に声をかけてあげたのね。立派なお母さんですね。(笑)お友だちも金魚をたくさん飼っているようです。実際にそのお友だちのお家へ遊びに行った時にその金魚たちを見た話も書けています。広い水そうでのびのびとくらしている金魚たちを見て少しうらやましくなったかな。最後に思ったことを書いてくれていますが、お友だちのお家の金魚のようにすぐよって来るようになるといいなと思っているようです。そうなるとかわいいでしょうね。あなたにとって金魚たちは子供のような存在なのかもしれないなと思いました。
    


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)