創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
あつめているもの かもも
「家にたくさんあるのにまだ買うの?」
と母は不思議そうに聞いてきた。今、道路は、桜が満開できれいだ。
今日は、フリーマーケットに来ている。そして私は今、消しゴムを買おうとしている。なんで消しゴムなのかって?それはこの自分でも分からない謎なのだ。でもここ四年くらいは集めている。色々な消しゴムがある。カラフルな物や真っ白な物や口紅の形の物もあるその時に買った物は虹色の物を買った。私の買う消しゴムはかわいい物かよく消える消しゴムを買う。でも最近はよく消える消しゴムをかう。
ほかに集めている物は小説だ。先日も小説を4冊買ってもらった。小説は1冊千五十円かかる。十冊買うと1万5百円になってしまう。すごく高いなと思う。始めのきっかけは友達だ。今は埼玉県に引っ越してしまった。いっちゃんに本を借りたことがきっかけに読み始めた。自分で小説を8冊買った。なのでかなりの値段だ。最近気がついたんだが、ブックオフに行けば安く買えたのだ。ブックオフでは千五十円の本が約百五円で買えるのだ。本屋で買っていた時のお金が今では、まるでマンガの中のシーンのようにお金が飛んで行ってしまったようだ。これからはブックオフで小説を買おうと思う。
熱中することは人間にとって大切だ。なぜかというと、熱中すればするほど上達するからだ。たとえば本を読めば漢字がすこしずつ読めるようになってくるのだ。私はこれから何かに熱中できるようになる物をみつよけようと思う。
講評 ita
こんにちは、かももちゃん。「集めているもの」についての作文、しっかり書けましたね。物を集めるという行為はどこから始まったのかは分かりませんが、そこに「喜び」「達成感」があることは事実です。人間は生きていくためだけでなく、喜びのために行動することができる生き物だということが分かりますね。
【第一段落】
書き出しの工夫をしながらうまく段落を作ることができました。とくに景色を入れたところがいいですね。かぎかっこだけでは想像できない情報です。
【第二段落】
なぜ消しゴムを買うのかは分からないけれど、集めるときにわいてくる感情は分かるはず。かわいい消しゴムを見つけたときのワクワク感、集めたものをまとめているところを開けるときの達成感、などを書いてみよう。
【第三段落】
二つ目の実例もよく挙がりました。お金が飛ぶようになくなるのに小説を集めるのはなぜだろうね。そのあたりを少し考えてみるといいかな。
【第四段落】
一般化の主題がよくできました。大きくまとまっていていいですね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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