国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   本当の父親は?   クララ

  父が父でなくなっている。父が父の役割を果たしていない。家族を統合し、理念を掲げ、文化を伝え、社会のルールを教えるという父の役割が消えかけている。父でなくなった父の典型が「友だちのような父親」である。彼らは上下の関係を意識的に捨ててしまった。価値観を押し付けることは絶対にしない。「友だちのような父親」は、じつは父ではない。上下の関係があり、権威を持っていて初めて父親である。(要約)
  私の第一の意見は、昔気質の頑固で厳しい父親は良いという意見だ。厳しいお父さんが良い理由は、子供にけじめがつくからだ。遊ぶ時には遊ぶ、勉強する時には勉強、という正と堂のある生活を過ごせる。(複数の意見一)日本人はアメリカ人と違って、学校を一番と考える。私のお父さんもそうだ。前、頭が痛くて、喉が痛かった。でも、お父さんはどうしてでも学校に行かないとだめと言った。そういうときだけ、『私のお父さんがアメリカ人だったら良いな』と思う。私の友だちとかはフロリダに行ったり、カルフォルニアに行っている。だから、私は嫉妬を感じる。(体験実例)
  私の第二の理由は、ものわかりのよい友達のような父親にも良さがある。気軽に乗ってもらえるような父親、子供と同じ目の高さで話をしてくれる父親は子供にとっては理想の父親かもしれない。(複数の理由二)私のお父さんは、説明とかしたら、すぐに分かってくれる。たまに怒るけど、普通は優しくて、友達みたいに聞いてくれる。だから、私はお父さんのことが好きだ。(体験実例)
  確かに頑固な父親にも、物わかりの良い父親にもそれぞれの良さがある。しかし、一番大切なことは、『他人から尊重されるためには、まず自分で自分を尊重出来なければならない。』(名言の引用)の名言のごとく、父親が自分自身に自信を持っていることである。それから、相手に言いたいことを伝えれることだ。(総合化の主題)

   講評   ogi

 クララちゃん、こんにちは。忙しいときにがんばって作文を提出できましたね。えらいですよ!

【第一段落】 要約がしっかりできていますね。分量もいい感じです。
【第二段落】 厳しいお父さんにしつけられるとつらい思いをすることもありますが、子どもがしっかり育ちますね。クララちゃんのお父さんも、学校に関してはとても厳しいのですね。クララちゃんは大変なこともあるでしょうが、いいかげんなお父さんよりもずっとすてきだと思いますよ。
【第三段落】 クララちゃんのお父さんは、厳しいだけでなく友達のように優しいところもあるのですね。まさに理想的なお父さん! お父さんが苦手だと思う中学生の女の子が多い中、クララちゃんは幸せですね。第二段落、第三段落とも、良い実例が挙げられました。
【第四段落】 総合化の主題の書き方もよくできています。クララちゃんのお父さんは自分に自信があるからこそ、普段は優しく、そして時には厳しくすることができるのでしょうね。

        

<表記>
*伝えれる →伝えられる

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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