低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
読書の習慣、国語算数の勉強、暗唱の学習、創造発表の練習をオンラインで。


昨日2569 今日848 合計3461
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   日本特有の重み   あまぐり

 私達の母語である日本語は、いま徐々に外の視点を加味して整理される芽生えがきている。もし外国人が日本語を学ぶ勢いがこのまま何百年も衰えなければ日本語も大きく変わると思う。大きな課題は祖との視点を取り入れた日本語辞典を作りことだ。これは一つの大事な国家的事業であり、個人は出来ないことだから国際交流基金などが中心にやるべき仕事だと思う。日本はこれからどうやって日本語を刈り込んでいったら、国際普及の日本語になるかということを考えなければならない。真剣に取り組まないと、どうにもならないと思うのだ。(要約)
 日本語と外国語の難しさは違う。日本語で代表的なのが助詞だ。助詞は「て」「を」「に」「は」という言葉を言葉の間に入れる。例えば「コーヒーを入れる」という言葉がある。この文には「を」が入っている。間違った使い方はこれだ。「コーヒーが入れる」や「コーヒー入れる」など。この助詞の使い方によって言葉の内容が変わってくるのだ。そのため外国人などが「コーヒー 入れる」など助詞をつけないで言葉を言う場合がある。日本語は難しいのだ。助詞があるのは日本だけ。日本特有だ。他には日本に敬語や尊敬語、方言などもある。日本では目上の人に対して「です」「ます」など丁寧な言葉遣いであいてに気を悪くさせないためや身分の高い人にがあたりまえのように使う。だが外国ではそのような言葉遣いなどは全く存在しない。そこの面も日本特有だ。日本はもともと島国だったため他の国からの言い伝えがなかった。だがヨーロッパなどの大陸は他の国とつながっているため簡単に覚えられたり、そこの特有の言葉などがない。日本では自分を表す言葉を「僕」「私「俺」「わし「おいドン」など沢山あるが他の国は「I」だけだ。やはり日本と他の国ではまるで日本にいる数のように違いがあり過ぎる。もっと世界共通にしなければならないと思う。だが世界共通は国のためにも良いことだが共通にすることで日本特有の言葉の重みが消えてしまう。そこが大きな問題である。ここで世界が一致団結をして解決作を見出していろいろな国発信していけた良いと思う。
 言葉とは人間にとって何かを表現するためでもあり自分の意志を伝えるものでもある。日本は特有の言葉が沢山あり世界に理解してもらいづらい事も沢山あるが世界に普及するように研究を続けるべきだ。この日本特有の事世界に理解してもらえてからこそ日本に明るい未来があるといえよう。

   講評   jun

 今回も、言葉に関する長文で、似た話の書きにくいテーマだったと思いますが、字数もたっぷり、内容の濃い感想文が書けました。構成図で、あらかじめ考えをまとめておいたので、書きやすかったのではないでしょうか。
 要約は、いつものように内容をしっかりとらえてまとめることができています。
 似た話は、日本と外国語の難易度の違いについて書いていくことができました。いくつか具体例が挙げられているので、非常にわかりやすいです。確かに、助詞の使い方をマスターするのは、外国の人にとっては難しいでしょう。敬語などは、その概念自体を理解するのに時間がかかりそうです。
 複雑な日本語を、外国の人たちにも学んでもらえるように整理しつつも、日本語ならではの奥の深さを伝えていくことができるといいですね。

▲「私達」→「私たち」
                               

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)