国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   成長のための学習とは   ピプリー

わたし主題 要約 体験実例 たとえだじゃれ表現 わかったこと 常体で書く 題材 書き出しの工夫 構成。
生物界の中でヒトという種を徳著うずけて見ると、優れた学習能力がほぼ一緒にわたっていされる、ということが第一に挙げられるだろう。これに対して、サルの仲間は、そういった身体上の特徴をもっていない。しかし、このような事情は、ヒトにおいてより一層顕著に認められる。ヒトは、情報の体系を持つことによっていきのびてきたのだし、また、現在の社会でもこうすることによって始めて有能に行動しうるのである。このように、人間は学習が大切である。
 その理由は第一に、人間は学習しないと成長しないからである。生まれたとき、まだ何も言葉も分からない赤ちゃん達。そんな赤ちゃん達は一生学ばなかったらどうなるだろうか。もし、何も学ばなかったらすぐに死んでしまうだろう。ご飯を食べるというのも思いつかず、食べようとしても食べられない。喋れないのだから。だから、はじめは親などの行動をみて「学ぶ」これが人なのではないだろうか。まず、学ぶことは「生きること」について。そこから、喋ったり、食べたり、笑ったり泣いたり…人間といても第一ステップ。それから、もっと知識を高めていき、立派な大人になる。そうして、人は「学び」、「成長」するのだろう。私もまだまだ成長できると思う。これからも、頑張って「生きること」「知識的」どちらも頑張りたい。
 その理由は第二に、学習とは、役立つからだ。人は、子供は「好奇心」の塊である。好奇心というものがあってからこそ、学ぶ。好奇心で学び、経験を積み重ねて、どんどんその積み重ね。立派な大人になった時には、凄い高さのものになるだろう。幼い頃から、好奇心で、生きるための学びなどをして、どんどん人として向上するのではないだろうか。学校での道徳の時間。今、人間はサルかしているという。よく、地べたに座り、化粧をしている高校生などがいるだろう。電車で席がないから地面に座っている若者がいるだろう。そういう、思考能力が低下しているのではないかという話があった。その文を書いた人はそう若者達を、「珍種のサル」だという。(笑)その話のように、私は昔、全く好奇心・思考能力というものがなかったらしい。でも、まわりの家族、友達と共に様々な生き方、行動をし、好奇心・思考能力という「心」「能力」が育った。そして、今、そのおかげで沢山のことを学んでいる。
 反対意見も取り入れてみよう。確かに、学習以前にもっと大切なものもあるかもしれない。成績よりも大切なものがあるとも考えられる。しかし、『人は食べるために生きるのではなく、生きるために食べているのである』という名言があるように、人は生きるために学び、成長し、本来の「人」に成り立つのではないかと思う。

   講評   yuta

◆要約は、程よい長さでまとめましたね。 是非の主題は『人間は学習が大切である』と、きっぱり示せました。
◆『その理由は第一に、人間は学習しないと成長しないからである』として、“赤ちゃん達が一生学ばなかったらどうなるか”と考察してみました。ヒトの赤ちゃんは、何もできないところから生きる術を習得し、その中で、ヒトは一人では生きられないということも学んでいるのかもしれませんね。
◆『その理由は第二に、学習とは、役立つからだ』。「好奇心」の学びで積み重ねていくことで、ヒトは日々進化し向上していく……はずなのに、“今、人間はサル化している”という衝撃の事実(^m^)。そういう若者達も、きっといつか「好奇心」に目覚めると思いますよ。
◆『確かに、学習以前にもっと大切なものもあるかもしれない』しかし「人は食べるために……」というように“人は生きるために学び、成長し、本来の「人」に成り立つのではないか”。しっかりと考えられましたね。最後に『だから私は、人間には学習が大切であると思う』と、つけておきましょう。
       
要約・一文目:徳著うずけて→特徴づけて
       ほぼ一緒にわたっていされる→ほぼ一生にわたって維持される
  ・二文目:“これに対して”の“これ”が指している内容に注意しましょう。

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