創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   間とは   おぬき

 話上手とよばれる人は、意識して、あるいは無意識のうちに、うまく「間」をとり入れてる違いがあるように思う。風も通さない饒舌は、聞いてるほうも苦しくなり、終わった時には、さて、何を聞いてのかということもなりかねない。余韻とか余情、ふくみ、それらはすべて「間」のいかし方にかかわっているように思われる。私は間があるのは良いと思う。
 その理由は第一に間がないと話しつづけないとならないからだ。例えば私にもこんなことがあった。例えば友達と話しているとき美優ちゃんが
「あのさ、昨日のテレビ見た?」
と言ったので
「見たよ。」
と私が言うとMちゃんは、間がなくテレビの内容を話していたので話している内容がよく分からなかった。やっぱり話しにとって間は大きな役割になるのだろう。
 その理由は第二に間があると分かりやすいからだ。例えば私にもこんなことがあった。小学四年生のときの理科の先生は早口で話している内容が分かりにくかった。しかし小学五、六年のときの理科の先生は話し方もゆっくりで分かりやすく教えてくれた。やっぱり間は話すことに大切な意味があるのだろう。
 確かに間がありすぎると話している内容が分かりにくくなってしまうこともある。しかし「時間を作る第一の方法は、急ぐことではなくどこに時間を使うか考えることである」という名言があるように間もときには大切な役割になるのだ。これから私は、間をいろんな面で利用していきたい。

   講評   komiko

 おぬきちゃん、こんにちは! お休みされた分をしっかりと「振り替え指導」を受けてくれたのですね。学校が急に休校になってしまって戸惑っていることだと思います。元気を出して下さいね、金曜日に最後の電話指導をさせていただくのを楽しみにしています。

 「要約」は、しっかりとまとめてくれました。最後に<要約>のキーワードをつけるのをわすれないようにしましょうね。「是非の主題」を「私は間があるのは良いと思う。」と、しっかりと書けています。「理由一」として「間がないと話しつづけないとならないからだ。」と挙げて間がなくテレビの内容を話していたので話している内容がよく分からなかった「体験実例」を書いてくれましたね。「理由二」では、「間があると分かりやすいからだ。」と、を挙げて「体験実例」として早口でわかりにくい反仕方の先生のことをあげられましたね。「そういう人には、『お口チャックしなさい!』と言ってやりたい(笑)」と、「ユーモア表現」を入れてもいいですね。第四段落では「反対意見への理解」→「名文の引用」→「是非の主題」までしっかりとステップをふめましたね。よくがんばりました!

 次の五月二十七日(火)は、最後の指導になりますね。五月四週の長文「昔の人の脳といまの人の脳は(感)」の冒頭三百字の暗唱にもをしっかりとチャレンジしてください。清書の週ですが、何か書きたいことで自由に意見文を書いていただいてもいいですよ! 

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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