国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   「創造には情念の力がいる」を読んで   さくら

 新たに何かをつくるということは、心に湧くような感情が必要である。「ニーズ」とは思慮的に行動する能力を判断することからうまれた必須である。また、「ウォント」とは今の自分自身に秘めている何かじっとしていられないような感情から生まれた必須というように、読み取っても良いだろう。そして急速に進歩するには自分の仲にある欲求のパワーを借りなくてはならない。だから私は「したい」と思うような動機を大切にして生きていきたい。
 第一の方法は自分が心からしたいと思うことをやり通すことだ。私は小学五年生の頃、約百二十ページにも及ぶ小説を書き上げた。もとも本を読むことが好きで
「書いてみるのも面白そうだな」
とは思っていた。でもいろんな本に出会ううちに、
「この表現が素敵だな」
とか
「私だったらこうやって書くだろうな」
という風にして物語のイメージが浮かんできて本当に心の底から小説を書いてみたいと思うようになった。途中でやめてしまおうかと思ったことも何度かあったけれど、そんなときでも
「私は自分だけの小説がつくりたいんだ」
という思いをいつでももって最後まで書き通すことが出来た。そして目標を達成させることによって自然とやる気がでてくるのだと思った。だから私は何事も「したい」という強い観念を持って取り組むべきだと思う。
 第二の方法は社会のニーズに惑わされないことだ。私も中学三年生になり、高校のことについて考えたり資料を見る機会が増えてきた。そんなときに、
「こんな学校は偏差値が高すぎて絶対に無理」
だとか
「ここに行けばそのあとにはここへ行って」
と言うように固定されているような考えかたをしてしまうことが多い。しかし、偏差値は高くてもこれから自分次第でどうにでも変わっていくし、自分が行きたいと思った高校であるならばあとは何でもプラス思考でしっかりと納得のいくように勉強していけばよいと思う。だから、最初から「できない」「やっても無駄」というように決め付けるのではなく広い視野で自分のやりたいことを最優先して考えていくべきだと思う。
 確かに、一番やりたいことをやりたいことをやるのは大切である。しかし、固定観念に惑わされないことも大切である。しかし、
「知識がはしごをつくったのではない。二階に上がりたいという熱意がはしごをつくったのだ」
という名言があるように私は、自分の中で「やりたいからやる」という「ウォント」の気持ちを大切にして生きていきたい。

   講評   sarada

 私は「したい」と思うような動機を大切にして生きていきたい。
生き方の主題をはっきりと提示しました。
第一の方法にあった自分の【体験実例】は、よく書けているね。さくらちゃんの気持ちの変化がよくわかります。自分がしたいと思ったことは、どんなにつらくてもやりとおすことができるものだね。まずは、「やりたい」 と思う気持ちが大切なんだね。
 第二の方法では、社会のニーズに振り回されるというより、自分の気持ちの弱さに振り回されている例に感じます。とにかく、高校で何がしたいか! それが一番であって、社会の批評で高校を決めてはよくないね。
 結びは、上手に名言をつかって、自分の生き方を述べました。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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