創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   魏志倭人伝によると、   ターミネーター

 魏志倭人伝によると、当時、海を渡って中国と交通をする際に、必ず時衰と称する男を1人伴っていたという。この男は一種のシャーマンであった。このようなシャーマンには演技的表現が必要でもあった。演技的表現を生む以前のある時期には、流れない時のリアリティーがすべての人々にされていたに違いない。時について考えるには、時をまずその源初の意味において捉えなおす必要がある。そうすると、時は「もの」である。手で捕まえることのできる「もの」、目で見、耳で聞くことのできる「もの」である。時というものはタンジブルなものである。また我々の人生がその上に展開する座標ではないのである。スピードに追われているような現代の社会はおかしいのではないだろうか。
 第一に考えられる原因は、世の中にあるものがすべて何かに縛られているのが考えられる。最近では、ノルマという言葉を耳にすることがある。ノルマとは一定の時間内に達成すべき仕事の量を意味している。よく会社などではノルマというものが存在し、サラリーマンなどは毎日毎日ノルマを達成して家に帰宅する。しかし仕事の内容によってはノルマの量が多い仕事もある。そういう仕事に限って縛られている感じがするのである。またノルマノルマと考えているうちに仕事に熱心にやれず途中でさじを投げ出す人も多い。さらに部活の練習であったり、テストであったり、決められた時間の中でやらなくてはいけないという考えからも縛られていると思ってしまうこともあるのである。
 もう一つの原因として、スピードに終われるような社会を作ってしまったというところにも原因がある。よく私は学校のテストがあると大体一週間前から勉強するようにしている。しかし、実際に、一週間前から勉強するのではなく2日前あたりから勉強することが殆どである。その結果いつも悪い点数か平均点ぐらいの点数しか家に持ち帰ることができない。結果には必ず原因があるということをよく聞くがまさにこの原因はスピードに終われるような状態を作ったことにあるのである。このような状態にしないよう心がけて勉強すると思っていた異常の結果がついてくるのである。
 確かに、能率を考えると決められた時間でやるという時間のルールというものは現代の社会では相手への礼儀でもあり自分を正すことのできる考えである。しかし、時間のルールにとらわれるのではなく時間に対して余裕をもつことが大切でもある。自分もテスト前にあせるような時間の使い方をしないでこれからも生きていきたいと思った。

   講評   inoko

 ターミネーターさん、こんにちは。
時間という概念がなければ、私たちの毎日の生活は、いったいどのようなものになるでしょう。自由な時間がたっぷりできると、何をしていいのかわからないという人が多いとよく言われます。確かにそうかもしれません。現代人は、時間で区切った生活とノルマがなければ、前へと進めなくなってしまっているのかもしれません。これは、大人だけでなく、勉強に習い事にと忙しい日々を送っている子どもでも同じことでしょう。ターミネーターさんは、サラリーマンと学生の例をあげていますから、まさにその通りですね。
いくら時間に追われていても、誰かに動かされるのでなく、自分の意志で自分の時間を使っているのだという意識を持つことが必要だと私は思います。





思っていた異常 → 以上
スピードに終われる → 追われる

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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