国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
家族の一員 ひろみ
おやつの甘いにおいがどこからかただよっ
てくる。そうすると、黒と白の色をした家族
の一員がたちまちうるさくなる。
その家族の一員というのは、私のペットの
犬のショコラである。一番小さい犬種のチワ
ワなのにショコラはいたずらっ子である。で
も私達はこの犬がとてもかわいい
ある日のことだった。その日は快晴で、学
校でいっぱい遊んで帰ってきた私は、母に
「おやつたべたいんだけど」
と言った。すると、
「ガザッ。」
ねていたショコラが起き出したのであった。
そうして、おやつを食べている私達の方へ
かけてきて、うったえるような仕草で見つめ
てくる。ドックフードとほんの少しの犬用の
おやつだけでは物足りなさを感じていたのだ
ろう。私と母は、顔を見合わせて笑った。そ
うすると、何だか心が温かくなってきた。そ
れから、食べかけたおやつを一かけらショコ
ラにあげた。そうするとショコラは、もっと
ほしいとしっぽをほうきのようにふった。シ
ョコラも家族の一員なんだなと改めて実感す
る。
ショコラは母に似たのか、ケーキのショコ
ラなど甘い物が特に好きだ。本当は人間の食
べ物をあたえてはいけないのだがついあたえ
てしまう。私はあまえんぼうのショコラにあ
まいんだなあ。でもこれは、いつも家族を明
るくしてくれるおんがえしなのだ。
もし、この世に笑いがなかったのならば、
きっと希望がない世界になっていただろう。
笑いこそが今の社会に必要なのだと思う。
講評 muri
ショコラに対する愛ちゃんの暖かい目が、作文全体から伝わってくる良い作文でしたね。ショコラの楽しい様子をぜひこれからも書いてください。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
|
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)
| |