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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   島と陸   おむふ

 いわば影法師。いや、霜柱ともいえるであろうか。己が冷淡で物悲しさを呈する中にみをゆだねそのあかつきにおいて、美しさを羽織りおのが姿を脈動させこの世に宿るのだ。黄昏が、濃霧のごとく身をもたれ退屈そうに茜と軽便に泳ぎし茜が淡い海と化した夕暮れ時。そのとき、最も鮮烈に生き黒く染まり己の血肉を舞わせるものこそ影法師である。睡魔の妖腕にて木々がみをもたれ、酩酊にも似た心持を静かに吹く冬の時分。霜柱は、その光沢を質素な瓜実顔に火照らせ土の中にまどろみながらもそこにあるのである。
 これを目にしている諸君。小説かなにかの出だしかと思った人がいたらそれは錯覚である。これは島国言語についてのべているのである。紳士な諸君は影法師のなにが言語だと憤慨を嘔吐すれであろうが吐いてすっきりしたところで森閑としていただきたい。島国言語は籠城する小心者。だが周囲が妙にぎこちなくある種の窮状を呈しているさい、映えその役目を果たすのである。社会的なばであったり仕事の中においては大陸言語はすこぶる効力を示す。しかしながらその反面人間性に乏しく、苛立ちを覚えるほど長々しくある。一方島国言語は常体では考えがたい場で生きうごめく。島国言語は短い上に曖昧としたものを帯びている。それ故、おもいやりがあり短い会話で充足できる。
 当然島国言語は、誤解を招く疫病神ともなるしかしながらそこにはやわらかな情が通っている。

   講評   koni


 清書できました。

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