創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
ダブルストライク まかじろう
「カコーン。ポーン。トントントントン……。」
「こらー。何で途中で手を止めるのねー。きちんと手を振りなさいって言っているでしょうが。早く取ってきなさーい。」
僕は,四年生のそろそろ終わりそうな時,二月に,お父さん,お母さん,僕,妹の家族四人でテニスをした。公園の屋外テニスコートを借りて一時間ほどやった。
お父さんと妹,お母さんと僕という組み合わせで向かい合った。ダブルスの形式だ。僕は一年生の時までテニスを習っていて,辞める間際にラケットを買って,それ以来全く使っていないので,およそ三年ぶりに新ラケットを解禁したことになる。テニスを習っていたおかげでたいていのボールは受け止め,返すことができたが,空振りやコート外にボールを飛ばしてしまうこともあった。妹は習ったことがなく,やさしく打ってあげても空振りなので,ほとんどボールが返ってこなかった。その時,お父さんが妹に,
「ボールをよく見て打ちなさい。」
と言ったので,少し上達して,僕たちのコートにもボールが飛んできて,返すことが出来るようになってきた。最近少し遊ばなくなったので,またテニスを家族でやりたい。
僕はにもう一つ家族で遊んだスポーツがある。ボウリングだ。こっちは五年生に入ってからの出来事だ。僕は今季初のプレイで,しかも一年ぶりだったので,キッズレーンを付けてやった。三ゲームやったが,二ゲームは妹にも超されるくらいだった。真っ直ぐ投げられないのだ。しかし,コツをつかんでみると,三ゲーム目は,お母さんと肩を並べて堂々の二位タイに輝いた。スペアも出たのでうれしかった。次は最高のストライクを出したいと思った。
僕は,家族四人で遊ぶと,不調であっても楽しいということが分かった。壁当てキャッチボールでは,ストライクを連発させるぞ!
講評 arare
題名がさらにかっこよくなりましたね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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