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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   話の「間」の大切さ   イチロー

 話上手の人をおしゃべりとは呼ばない。饒舌の人は、とかく「間」をとることに気が回らなかったり、「間」の必要を感じていない場合が多いのに対して、話し上手と呼ばれる人は、意識しているか、無意識のうちにうまく「間」をとり入れている違いがある。余韻とか、ふくみ、それらはすべて、「間」の活かし方にかかわっているように思われる。自然に「間」を必要とするのは、必要とするだけの実質をそなえているもの、ということになる。
 僕は、「間」をとることは大切だと思う。
その第一の理由は、間をとることで、注意を引くことができるからだ。3月の小学校の卒業式のときのことだった。来賓の人の話がとても長くて、書いてきた文章をただ、読んでいるだけのように感じた。聞いている人のほうに目を合わせるなどして、少しの「間」をとれば、長くても集中して聞けるのではないかと感じた。
 第二の理由は、「緩めるところがないと力が発揮できないからだ。」今日、中学校の体育祭の練習の時に、説明するかかりの人に先生が、「もう少し、間を開けて話しなさい。」と
注意されていた。先生に言われる前は、まるで、弾丸の様に
「ダダダーッ」
と話していて、何を言っているのかまったく理解できなかった。しかし、先生に「間」を開けて話すように言われてからは、皆に注目されて話が伝わってきた。
 確かに、内容の充実を考えることも大切だ。しかし、「時間を作る第一の方法は、急ぐことではなく、どこに時間を使うか考えることである。」という名言もあるように、「間」を生かして、内容を強化できることを心がけていくことが大切だと思う。

   講評   sarada

 落語も「間」 の取り方がうまい、へたを分けるもの! 人とのコミニュケーションには、「間」 は必須だね!? 自分の【体験実例】 をじょうずに思い出し、しっかり書きました。


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