国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   使い分ける言語   えかい

「島国言語の特色のひとつは、相手に対する思いやりが行き届いていることである。島国言語のもうひとつの特質は、話の通じがたいへんよいということである。通人同士のコミュニケーションだということである。日本語は島国言語である。島国言語というのは極端な言い方をすると、家族同士の会話を社会全体でもやっているような言語のことで、当然、冗語性はすくなくてよい。大陸言語の社会では冗語性をあまりすくなくすると、ごく親密な関係の人との間ならともかく、相手に誤解されたり、了解不能を訴えられたりするから、ていねいな表現をしなくてはならない。」
島国言語である日本語は、短い言葉や省略後で考えを伝達できるという良さがある。
 僕は、学校などの友達との間では省略語を使うことが良くある。省略語とは、僕の体験で「このカレーウマッ!!」の「卯マッ!!」が「うまい」の省略である。前のほうが瞬間的に言うときは、言いやすいのだ、そして、それでも通じるのだから日常的には十分なのだ。
 しかし、特別な場で正確に情報を交換するのは大陸言語のほうが有効だ。特別な場合といっても、家族、友達、知り合いとの旅行などの事ではなく、親しみのない人間、文化の違う人間とのする場の事である。もし、世界の有力者が集まる会議で、「あなたの国も核兵器を保有しませんか?」と勧誘されたときに、「いいです。」と否定したつもりが、相手には「良いですね。保有します。」のようなニュアンスに捉えられたら大変な事になってしまう。だから、大陸言語を大切にする事のも大切だ。
 確かに、島国言語にも大陸言語にもそれぞれの良さがある。しかし、一番大切なことは、「いかに飽きずに続けるかではなく、飽きることと続けることとをいかに両立させるかということが大切だ。」という名言があるように、大陸言語のような冗談が必要な場と、島国言語のように通人とのコミュニケーションがふさわしい場を見極めて使い分ける事である。

   講評   yuta

 6月は梅雨の月。うっとうしい日が多いけれど、水を豊かにたくわえる、大切な季節です。雨を楽しみたいものですね。
       

☆6.1週は【進級テスト】です。合格条件は次の5つ。

1.決められた課題で書くこと。
  (アカシアとカキの課題は、じゆうなだいめい)
2.●項目を全部入れて書くこと。
3.項目シールを4枚はること。
  (シールがない場合は、ただし書きでも可。インターネットで送る場合は、本文中にキーワードを入れる)
4.目標字数以上書くこと。
5.締め切りを守ること。(6月7日ポスト投函まで)

 (^0^)/ 合格めざしてがんばりましょう♪

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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