創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   学習の・・・   こゆき

 生物界の中でヒトという種を特徴づけてみると、優れた学習能力がほぼ一生にわたって維持される、ということが第一に挙げられるであろう。クジラやライオンのような大型哺乳類についていえばある環境条件下では餌を手に入れ、種族を維持していくことが容易である。反面、これらの大型哺乳類は、限られた環境下においてのみ繁栄する。これに対して、サルの仲間は、そういった身体上の特徴を持っていない。つまり、このような事情は、ヒトにおいてより一層顕著に認められる。さらにヒトの場合には、それぞれの個体が自らの直接の経験に基づいて知識を集積するばかりではなく、他の個体の経験を言語などを媒介とすることによって利用することもできる。こうして集積された知識がなければ、ヒトはいかにも無力な動物なのである。ヒトは、このような情報の体系を持つ事によって生き延びてきたのだし、また、現在の社会でもこうすることによって初めて有能に行動しうるのである。<要約>
 人間にとって学習は必要だと思う。その第一の理由は、人間は、学習することによって、知識を得、豊かな暮らしをすることができるからだ。この長文の中に、「チンパンジーの子供とヒトの子供とを、双生児のように育ててみると、初めの数か月間は、むしろヒトの子供の方が知的にも劣っているという印象を与えるほど」なのだ。このように、学習しないヒトの脳はチンパンジーに劣るのである。それがちゃんと育って、サルよりも頭がよくなるのは、ヒトの話、例えば親の話を自然に聞くだけで、いろいろなことが分かるようになる。さらに勉強をして学力を上げるのだが、根本的なところは「学習する」ことから始まる。そうして「学習する」ことにより、まるで種子から発芽し、花になるように<例え>、立派に大きくなるのだ。<第一の理由>
 第二の理由は、ヒトは言葉を聞き、それをプラスにすることができるからだ。母が、
「どこの子だったか忘れちゃったけど、赤ちゃんの最初の言葉がばかにしゅな!だったそうだよ。」
と言っていた。赤ちゃんが、親の話を聞くだけでそれに反応し、自分が活用できる時に活用した、ということだ。私はそれを聞いて、おもしろかったけれど感動した。すごいな、と。赤ちゃんでも理解し、活用する能力を持っているのだ!<第二の理由>
 ヒトが学習して考えて造った車などが、今、地球を壊そうとしている。地球温暖化などのことだ。だから、学習することもたしかに悪いことなのかもしれない。<反対意見への理解>しかし、それを解決しようと努力することもヒトにはできる。短所をなくす一番よい方法は、長所をのばすことである、という長所があるように、学習をたくさんして、長所をたくさんもつことが大切である。<是非の主題>

   講評   koni


 清書ができました。

★6月4日(木)は、進級試験です。6.1週の長文を読んでおきましょう。締め切りは、6月7日(日)です。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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